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2006/12/08(金)
日本ハム・森本一発更改!さらなるファンサービス充実約束
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日本ハムの森本稀哲外野手(25)が8日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3500万円増となる6500万円でサインした。今季限りで引退した新庄剛志氏(34)の背番号「1」を引き継ぐなど、“新庄イズム”の継承者は、ファンの目を楽しませるため、練習用ユニホームの種類を増やすよう球団に要望。新庄氏が実践したファンサービスをより充実させることを誓った。〔写真:ポスト新庄の森本は、契約交渉でさっそくファンサービスのアイデアを披露した〕
練習から楽しんでもらうのが、一番のファンサービス。森本が“新庄流”を貫き通す。
「(交渉では)金額のことより、来季どうしていこうかという話が、8割9分7厘くらい。いろいろ練習着を作ってほしいとお願いしました」
1番に定着した今季は134試合に出場し、打率.285、リーグ最多の84得点。44年ぶりの日本一に貢献した。3500万円増の6500万円で一発サインしたが、自分の年俸より、新庄氏が抜けた“穴”を心配。さっそく球団に独自のアイデアを提案した。
新庄氏は今季、真っ赤な襟付きやノースリーブの奇抜なシャツを着て、試合前練習を行い、再三、審判から規則違反を指摘されていた。しかし森本は「目立っていれば、ファンの方も好みの選手を見つけやすいと思う」と主張。ルール上は、全員が球団支給のものを着ていれば問題はない。ならば…。「カジュアルだけど、みんな統一されているというような…」。カッコイイものを作って、チームみんなで着れば怖くない?!
この日はフードが付いたパーカータイプの練習着を提案したが、夏場には筋肉美を強調した“エロかっこいい”スタイルも見られるかも? 「みんなが着たがるようなものができれば」と島田チーム統括本部長。新庄人気の熱を冷ましたくない球団側もさっそく検討に入った。
新庄氏が外野に約100席を買い取り、ファンを招待していた『新庄シート』も、“ひちょりシート”として継続したい意向。「ただ勝つのではなく、(ファンにとって)意味のある勝利にしたい」。プリンスがいなくたって、日本ハムの楽しい野球は変わらない。
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