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2006/12/05(火)
阪神高速 荷台から鉄製箱落下 後続車の１人死亡 兵庫
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５日午前３時半ごろ、兵庫県西宮市甲子園町の阪神高速神戸線下り線で、大型トラックが荷台から鉄製の箱（高さ１．５メートル、幅２．５メートル、長さ５．５メートル、重さ約５トン）２個を落とした。１個は走行車線と追い越し車線の一部をふさぎ、後続の大阪市西淀川区大和田２、印刷業、竹中勉さん（４６）運転の軽トラックが衝突。竹中さんは胸を打ち軽傷、後部座席に乗っていた妻知子さん（４４）が出血性ショックで死亡した。別の１個は防音壁を突き破り、１８メートル下の阪神甲子園球場の３塁側入場券売り場近くに落ちたが、人はおらずけが人はなかった。
県警高速隊は、業務上過失致死傷の疑いで、大型トラックを運転していた藤村運送（徳島県三好市）の久保鶴一運転手（５５）から事情を聴いている。
現場手前の走行車線の側壁にこすったような跡があり、大型トラックの車体の左側面にも傷があった。同隊は、大型トラックが何らかの原因で側壁に接触し、箱を落としたのではないかとみている。箱は海や河川などの工事現場で使う作業用の足場という。
■交通事故 児童登校列に軽貨物車 ８人重軽傷 茨城・潮来
５日午前７時２０分ごろ、茨城県潮来市水原の市道で、市立大生原小（高久さち子校長、児童９０人）の児童９人が集団登校する列に、前から来た軽貨物車が突っ込んだ。９人のうち、同市牛堀、小学１年の小沼流佳（るか）ちゃん（７）が頭を強く打って重傷、７人が手や足に軽傷を負った。県警行方署は車を運転していた同市水原、会社員、浜野国男容疑者（４０）を業務上過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、詳しい事情を聴いている。浜野容疑者は通勤途中だったという。
現場は北浦近くの水田の中を通る、中央線のない幅約４メートルの市道。児童９人は道の右側を歩いており、突っ込んできた貨物車のサイドミラーなどが衝突したらしい。浜野容疑者は「フロントガラスがくもっており、布でガラスをふき取りながら運転したためハンドル操作を誤った」と供述しているという。
同市教育委員会によると、児童９人はいずれも現場付近に住んでおり、時間を合わせて通常通り登校していた。
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