|
2006/12/28(木)
下半身遺体 東京・渋谷区で発見 新宿の胴と同じ人物か
|
|
|
28日午後3時10分ごろ、東京都渋谷区神山町の民家の庭に人間の遺体のようなものがあるのを散歩中の女性が見つけ、近くの交番に通報した。駆けつけた警察官が切断された男性の遺体の下半身部分と確認。警視庁捜査1課と渋谷署は、今月16日に新宿区で発見された胴体部分の切断遺体と同じ人物の可能性があるとみて調べている。 同課によると、現場は同じ敷地に2軒の民家が建っており、道路から入って手前は空き家、奥の家屋には男性(49)が1人暮らししている。遺体は、空き家の玄関脇の地面に放置されており、男性は気づかなかった。遺体は腰の部分で切断され、上半身がなかった。着衣はなく、死後2週間ほどたっていた。遺体の状況から、死後まもなく別の場所から運び込まれた可能性があるという。 空家は平屋建てで敷地面積は約330平方メートル。外壁の門扉は施錠されていないが、かんぬき部分が固まっていて開閉しにくい。しかし、門扉脇のくぐり戸からの出入りは可能という。 今月16日には、北に約3.5キロ離れた新宿区西新宿7の路上で、腰から下や頭部が切断された男性の胴体部分がごみ袋に入れられた状態で見つかった。のこぎりのようなもので切断されたとみられるが、死因や身元は特定されていない。 下半身が見つかった現場は都立代々木公園やNHK放送センターに近接する住宅地の一角。近所の60代の女性は「散歩で通るたびに敷地が見えるが、遺体には気づかなかった。こんな場所で切断遺体が見つかるなんて恐ろしい」と話している。
|
|
|
|