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2006/12/16(土)
男性遺体 ゴミ袋に全裸胴体 東京・西新宿の路上
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16日午前8時ごろ、東京都新宿区西新宿7の路上で、「ゴミ袋に入った死体のようなものがある」と近くに勤める男性(47)から110番があった。警察官が調べたところ、男性の遺体の胴体部分で、頭部や腕、下半身が切断されていた。警視庁捜査1課と新宿署は死体遺棄事件として捜査を始めた。 調べでは、遺体は2枚重ねにした東京都指定のゴミ袋(90リットル)の中に入れられていた。全裸で、左手のひじから先と右手首、へそ下約5センチから下の下半身がのこぎりのようなもので切断され、胴体部分だけだった。若い成人男性とみられ、目立った傷はなかった。 ゴミ袋は口が開いたままで、道路の縁石に接する場所に放置されていた。 現場はJR新宿駅の北約400メートルの線路沿いの、飲食店や会社事務所が入ったビルが立ち並ぶ一角。線路を挟んで反対側には繁華街・歌舞伎町が広がっている。 平日の朝や夕方は通勤のサラリーマンや学生が通るが、夜間や週末は人通りが少ないという。 現場近くのビル管理会社の男性社員(47)は、出勤途中に路上で遺体を目撃した。男性は「白っぽいビニール袋の口が開いていて、首のない人間の上半身が見えた。皮膚は黒ずんでいて、とても正視できる状態ではなかった。周囲には大勢の警察官がいて物々しい雰囲気だった」と話した。 また、現場近くを通りがかった運送会社の男性社員(25)は、「この辺りは歌舞伎町にも近いので、普段からホームレスが路上で寝ていたり、酔っぱらいが倒れていたりすることも多い。でも、遺体が捨てられたというのは初めてのことで、ぞっとした」と話した。
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