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2006/11/21(火)
怪!?数万匹のサンマ、知床の海岸埋め尽くす
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北海道・知床半島にある斜里町ウトロの海岸で、大量のサンマが打ち上げられているのが見つかった。
数万匹はいるとみられる。ウトロ港から幌別川河口にかけての2キロで確認され、場所によっては、幅5メートルにわたり海岸を埋め尽くした。
18日夜、地元の住民が見つけた。様子を見ていた遠藤しのぶさん(31)は「サンマは生きたまま陸に上がって跳ねていた。こんなにたくさんの魚が打ち上げられたのは初めて」と驚いていた。
同町環境保全課は「温かい海面近くにいた群れが、何らかの原因で冷たい水の中に入り、仮死状態になって打ち上げられたのでは」と推測。
北海道立釧路水産試験場の丸山秀佳・資源管理部長は「大きな魚や冷たい水に追われ、逃げ場が無くなったのではないか。オホーツク海にサンマが多く回遊してきた1980年代前半ごろまでは、数年に一度見られたが、最近では珍しい」としている。
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