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2006/10/28(土) カージナルス、24年ぶり世界一 田口も栄冠
米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)の第5戦は27日、当地で行われ、カージナルス(ナ・リーグ)が、4―2でタイガース(ア・リーグ)を降し、対戦成績を4勝1敗として1982年以来24年ぶり10回目の優勝を果たした。世界一10回達成は、ヤンキースの26回に次いで2球団目となった。
 カージナルスの田口壮(37)は8番・左翼で先発出場。四回に決勝のホームを踏むなどチーム3得点に絡む活躍を見せた。昨年のホワイトソックスの井口資仁(31)に続き、同シリーズの試合に出場して世界一の栄冠を手にした2人目の日本人選手となった。
 ▽カージナルス・田口 信じられない。これが現実なのかどうか分からない。すごい。(世界一は)みんなの力を合わせて戦った結果だ。
 ○カージナルス4―2タイガース●
 カージナルスは二回無死一塁から、田口の送りバントで好機を広げ、エクスタインの適時内野安打で先制。四回に逆転されたが、その裏に1死一塁から、田口が中前打を放って好機を広げ、続くウィーバーの投前バントが敵失を誘って同点。さらにエクスタインの内野ゴロの間に田口が生還して勝ち越し。七回にもローレンの適時打で突き放した。
 ◇“切り札”田口が再逆転の下地
 汚れた純白のユニホームが、カージナルスナインの勲章だ。打つだけではなく、全力で走って守ることで、土や芝生の色が染み込む。今季の83勝78敗、勝率5割1分6厘はプレーオフ進出8チームで最低だったが、伝統の「ユニホームを汚す野球」で、24年ぶりの世界一に上り詰めた。
 通算250本塁打の3番・プホルスが放つ華麗なアーチに目を奪われがちだが、むしろ汗水流して働く地味な仕事人たちこそが、原動力だった。フリーエージェントで獲得した1番・遊撃のエクスタインは身長170センチと小柄でバットを一握り余して持つが、しぶとい打撃で出塁し、ダイヤモンドを駆け回る。トレードで手に入れた4番・中堅のエドモンズ、5番・三塁のローレンは2人合わせて今季41本塁打だが、ゴールドグラブ賞の常連で、しばしば横っ飛びで打球を止める。そして日本からは「彼は私の切り札」(ラルーサ監督)という俊足、巧打、強肩の田口を獲得した。
 3勝1敗と王手をかけた第5戦も脇役が輝いた。二回無死一塁で田口が三塁前へ精度の高い犠打を決め、2死後、エクスタインがバットを折りながら三塁内野安打を放ち、1点を先取した。田口は逆転された四回にも、1死一塁で中前へ抜ける安打を放ち、再逆転の下地をつくった。
 カージナルスはエースのカーペンターら投手を軸とした堅実な守りでしのぎ、機動力を含めた小技で地をはうように得点を積み重ね、しぶとく競り勝ってきた。その象徴でもある田口は「(100勝した)去年の方が強かったが、今年の方がタフだった」と胸を張る。マイナーとの間を往復した時期もあった37歳が、念願だったチャンピオンリングをつかみ取った。


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