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2006/10/22(日)
虐待?3歳児餓死 長岡京 容疑で父、同居女を逮捕
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22日午前10時55分ごろ、京都府長岡京市西の京、運送業の男と同居する女から「子どもがぐったりして、全く動かない」と119番通報があった。救急隊員が駆けつけたところ、佐々木拓夢ちゃん(3つ)の意識がなく、病院に運ばれたが、死亡していた。 拓夢ちゃんの顔全体に打撲傷があり、3歳児の標準体重の半分の約7キロしかなかった。司法解剖の結果、餓死と判明、向日町署は虐待が原因とみて同日夜、保護責任者遺棄致死容疑で、父親の運送業佐々木貴正容疑者(28)と、同居している西村知子容疑者(39)を逮捕した。 調べに対し、西村容疑者は「長男の拓夢ちゃんは3歳になってもおむつが取れず、しつけとして平手で殴った」などと暴行を認めている。食事については「4、5日に1回、コーンフレークだけ与えた」と話し、通報時は不在だった佐々木容疑者も「母親がしていることは知っていた」と話しているという。西村容疑者の供述によると、拓夢ちゃんは21日夜、ベッドで息苦しそうだったが、ヨーグルトを与えた後に見に行くと静かになったため「寝たと思った」という。22日午前10時半すぎに起きないため、佐々木容疑者に電話すると「救急車を呼べ」と言われ通報した、という。 長女(6つ)は3月28日未明、自宅近くをパジャマ姿で歩いていたところを、近所の通報で署員に保護された。顔や体に切り傷と打撲傷があり、「お母さんにたたかれた」などと話したため、府京都児童相談所が保護し、大阪府内の児童保護施設で生活している。
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