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2006/01/15(日)
長野不明男児 諏訪湖で遺体を収容 外傷なし
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15日午後0時20分ごろ、長野県岡谷市湊1の諏訪湖釜口水門公園内で釣りをしていた人が「湖に子供が浮いている」と県警岡谷署に通報した。同署員と消防隊員らが男児の遺体を収容。服装などから昨年12月3日、母親(49)らと付近を散歩中に行方不明になった同県諏訪市清水1、市立高島小5年、堀内龍櫻(りゅうおう)君(11)と確認した。 調べでは、遺体は龍櫻君が行方不明になった当時と同じ黒いジャンパーとグレーのライン付きの黒色ズボン姿で、白い運動靴を履き、目立った外傷はなかった。詳しい死因を調べている。遺体発見現場はボートの係留場所で、深いところで水深約4.7メートル。湖岸からは約1.5メートル下にあり、石段で下りられるようになっていた。 龍櫻君は、母親と妹とで岡谷市内の知人宅に遊びに来ていた昨年12月3日午後3時ごろ、釜口水門公園内で知人の犬を散歩させていた際、犬の綱をどちらが持つかで妹と口論になり、母親に注意されると「1人で家に帰る」と公園のベンチに寝そべった。その後、母親らがトイレに行っている間に姿が見えなくなっていたという。 県警岡谷署や高島小の保護者会などは、行方不明当初から連日100人を超える態勢で諏訪湖周辺や諏訪、岡谷両市内などを捜索していた。
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