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2006/01/13(金)
大友愛 できちゃった婚 ビーチバレー山本辰生と１２日入籍
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女子バレーボールでアテネ五輪代表の大友愛（現姓山本・23＝NEC）が13日、所属会社を通じて書面で結婚と妊娠2カ月であることを発表した。ビーチバレー北京五輪代表候補の山本辰生（29＝フリー）と12日に婚姻届を提出した。大友は出産準備と育児専念のため、今季のVリーグはすべて欠場する。出産予定日は8月中旬で、今後に関してはリーグ終了後、監督らと相談するとしており、このまま引退の可能性も出てきた。
女子バレー界のアイドルスターが、電撃入籍と妊娠を発表した。大友は山本との連名でマスコミに「お互いを尊敬し合える存在として、静かに愛をはぐくみ、今回結婚の運びとなりました」と喜びの報告を行った。加えて妊娠2カ月であることも公表。「新しい家庭を築くという喜びに満ち満ちています」と二重の喜びを隠せない。
2人の熱愛が、最初に発覚したのは昨年の10月。写真週刊誌に、2人が自転車に乗ってデートしている姿を激写された。神奈川・大磯でのデートで、しっかりと抱き合う2人も目撃されていた。11月には、大友の応援にグランドチャンピオンズ杯の会場を山本が訪れていた。山本は、入手困難なチケットをビーチバレー関係者に頼み込み、手に入れていたという。
昨年末、大友は体調の異変に気が付いた。吉川監督に「結婚したい。もしかしたら妊娠しているかもしれない」と伝えた。今月7日に再開したVリーグは、体調が優れないため欠場。その後、検査で妊娠が分かった。監督やチームメートには、この日、電話で伝えられた。
大友は、日本代表のセンターとして、日本女子をアテネ五輪に導いた原動力となった。その後は、愛らしい顔とすらりとした体形で、プライベート写真集やDVDを発売するなど、日本女子バレー界のアイドル的存在だった。入浴写真が流出するうわさなどもあり、メグとカナで一世を風靡（ふうび）した栗原と大山が代表を外れている間、バレー界の注目を一身に浴びていた。
出産予定は8月の中旬で、早くても復帰は来年になる。今年10月には世界選手権があるが、出産直後ということもあり、とても間に合わない。来年は北京五輪最終予選の年。しかし、全くプレーをしていない選手が、いきなり日本代表に選ばれるのは難しい。
本人は「育児に専念したい」とも話しており、このまま現役から遠ざかることも考えられる。おめでたい話ではあるが、日本女子バレーボール界は世界に通じるセンターを、得意の「速攻」で失ったことにもなる。
◆大友 愛（おおとも・あい）１９８２年３月２４日、仙台市生まれ。２３歳。中１でバレーを始め、仙台育英高から０１年にＮＥＣ入団。全日本デビューは同年秋。０２年世界選手権、０４年アテネ五輪出場。全日本での主ポジションはセンター。１８３センチ、７１キロ。
◆山本 辰生（やまもと・たつお）１９７６年５月２５日、大阪府生まれ。２９歳。立命大から堺ブレイザーズでプレー。ビーチバレー転向後は、元全日本の西村晃一らとペアを組む。１８７センチ、７２キロ。
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