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2005/09/12(月) 岡田代表辞意 分裂危機も 響いた「郵政」迷走 小沢・菅氏軸に後任調整
政権交代を掲げて衆院選を戦った民主党は平成十年の結党以来、国政選挙で初めて大敗を喫し、岡田克也代表は十二日未明の記者会見で辞任の意向を表明した。後継選びは「即戦力」の小沢一郎副代表や菅直人元代表らを軸に調整される見通しだが、壊滅的な敗北との受け止め方が広がる中で党分裂の危機もささやかれており、特別国会までに新体制を整えられるかどうかは不透明だ。
 「民主党政権ができないことは明らかだ。私は代表を辞職する。すみやかに次のリーダーを選定していただきたい」
 都内の党開票センターでの会見で岡田氏はこう切り出し、「民主党の政策がいま一歩、届かなかった。小泉自民党が郵政民営化の賛否ひとつに争点を絞り、本来強いはずの都市部で負けた」と敗因を語った。
 選挙戦中盤からマスコミ各社の世論調査で劣勢が伝えられていたが、実際の選挙結果には「予想外だった」(岡田氏)と衝撃が走った。藤井裕久代表代行、川端達夫幹事長ら幹部が選挙区で敗退したほか、菅、鳩山由紀夫両元代表らも薄氷の当選だった。目標に掲げた「単独過半数(二百四十一議席)」ははるか遠く、公示前議席の百七十七を大きく割り込んだ。
 敗因は最後まで小泉純一郎首相の巧みな演出による「郵政選挙」に主導権を握られ、自民党との「政権選択」の構図の中で民主党への期待を集められなかったことにある。昨年の参院選躍進の原動力となった年金改革を改めて重要政策に掲げたが、有権者の心には十分に響かず、「原点は郵政民営化へのあいまいな対応に尽きる」と党幹部は肩を落とした。
 郵政民営化をめぐる国会論戦では、支持を受ける郵政関連労組への配慮などから反対を決め込んで対案を示さず、自民党分裂という敵失に頼る「策」におぼれた。その後、選挙戦では自民党から「対案を示さない」などと批判を受け、「郵便貯金、簡易保険は民営化か廃止」とあわてて軌道修正するなど迷走を続けた。元民主党事務局長の伊藤惇夫明治学院大講師は「無党派層は青臭くても一本気の民主党に期待していたが、郵政への対応で失望した」と指摘する。
 岡田氏の後継選びは特別国会までの時間が制約され、「話し合い」で一本化したうえで両院議員総会で了承をとる方式が有力。党内には「ポスト岡田の条件は小泉首相をしのぐ国民へのパンチ力だ。『剛腕』の小沢氏か、『薬害エイズ問題』の菅氏しかいない」(幹部)との声が強く、両氏を軸に調整される流れが強まっている。
 しかし、中堅議員の間では世代交代を求める声もくすぶる。次期代表の任期は来年九月までの岡田氏の残任期間とされるが、大敗後の党運営には困難が予想され、小沢、菅両氏の出方も流動的だ。


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