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2005/08/03(水) 田中達代表初ゴールも 無念のドロー
先発メンバー総入れ替えの日本代表が執念でドローに持ち込んだ。男子の東アジア選手権第で3日、中国と対戦し前半に2点を許す苦しい展開となったが、後半13分にDF茂庭照幸(23=FC東京)が追撃弾。さらに42分にA代表初先発のFW田中達也(22=浦和)が左足でゴールを奪い2―2で引き分けた。W杯1次予選で敗退した中国に、前半は決定機を逃し続け、守備陣は集中力を欠いて2失点と今後に課題を残した。2試合を終え勝ち点1にとどまり優勝は厳しくなった。

 サッカー小僧の執念が幸運を呼び込んだ。敗戦もちらついた後半42分、阿部へのスルーパスはDFに阻まれたが、ボールは再び田中達の足元に返ってきた。

 「パスを出したら戻ってきたんで打とうと思った」。ためらいなく左足を振り切った。貴重な同点ゴール。国際Aマッチ2試合目で初先発の新顔が、代表初得点でジーコジャパンを救った。

 この1年、自分がレベルアップすることだけを考えてきた。世界を肌で感じられると楽しみにしていたアテネ五輪では、同じスピードを生かすスタイルで、同い年の大久保にポジションを奪われ、ほとんど出番がなく悔しさだけを味わった。A代表入りも先を越された。「もう、自分にはA代表しかない」と目標を絞った。だからこそ巡ってきたチャンスを逃すわけにはいかなかった。

 アテネ五輪世代の立ち上げとなった02年トゥーロン国際大会。初顔合わせが多い中、人見知りをする田中達は思った動きができなかった。しかし、今回は「自分から溶け込もうと頑張っている」と親しい関係者に打ち明けた。ルーティンになりがちなシュート練習でも「どういうボールを出すのか分かるし、勉強になる」と集中してパスの出し手の癖、球筋を頭にインプットした。前半8分、初めて2トップを組んだ巻と2人でシュートまで持っていったのも練習のたまものだ。

 納得のいかない試合の後は、たとえオフでも浦和のグラウンドを黙々と走る。反骨心と努力でここまできた。「小さいことが不利だと思ったことは1度もない」と言うように、逆に俊敏さを生かすドリブルをマスターした。大柄なDFを手玉に取るのも、足元のボールを見ずに相手の逆を突く動きができるからだ。

 チームの勝利に結びつかなかったため、田中達は「勝てるチャンスがあったんで悔しい。個人的にシュートも少なかった」と笑みを見せなかったが、ジーコ監督からは「本当によくやった。いいアピールをした」と合格点をもらった。本人に満足感はないが、この2試合で見せたゴール前での思い切りの良さ、シュートの正確性で、FWのポジション争いに本格参戦したことは間違いない。アテネ経由ドイツ行き。田中達はこのまま走り続ける。

 ≪駒野&村井奮闘≫駒野と村井のA代表初出場コンビが中盤の両サイドで奮闘した。右の駒野は前半から何本もクロスを上げ、決定機をつくった。「アテネ組がいたのでやりやすかった。レギュラー組に自分の特徴を知ってもらえたのでは。クロスを上げられたし、1対1も仕掛けられた」と手応え。左の村井もクロスを積極的に放ったが、後半29分に三都主と交代。「タイミングが合わなくて残念。勝ちたかったのに」と悔しそうだった。


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