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2005/08/28(日)
59歳丸山弁護士100キロマラソン完走
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日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ28 愛は地球を救う」で、100キロマラソンに挑んだ丸山和也弁護士(59)が28日夜、東京・日本武道館にゴールした。史上最年長の挑戦だったが、打撲した右ヒザを引きずり、腰痛に襲われながらも25時間41分で完走。来年還暦の“オヤジ”の意地をみせつけた。同番組に集まった寄付金総額は2億9369万3400円に上った。 「幸せだな〜」。還暦前の大仕事を成し遂げた丸山弁護士の第1声には、喜びと充実感があふれていた。ゴール直前の休憩地点で、加山雄三(68)からエールを送られると、ヒット曲「君といつまでも」にちなんで「いやぁ〜、まだ『(僕は)幸せだな〜』という気分にまではいってないですね」と答えていた。このやりとりにひっかけたユーモアだったが、本音だった。 残り680メートル地点で、3カ月間、計300キロもの練習を指導してきた坂本雄次トレーナーに代わり、愛娘の鳴(めい)さんが伴走。武道館のゴールには、同局番組「行列のできる法律相談所」で共演する北村晴男弁護士(49)が涙ぐみながら待ち、ライバルが到着すると「幸せな男だ! 」と絶叫。肩車して、祝福してくれた。みんなの笑顔が、丸山弁護士にやってよかったという笑顔を与えた。 「59歳には無理ですよね」との声に、意地で立ち向かった挑戦だった。しかし、前夜7時すぎの出発時には、不安とつらかった練習を思い出して涙がこぼれた。走りだして約5時間後には、練習中に打撲した右ヒザ、ぎっくり腰をかばううちに左足にも痛みが出てきた。それでも、1度やり始めたことはとことんやるのが信条の熱血漢に、挫折の言葉はなかった。周囲の心配をよそに「痛々しく見えるでしょうが、その方が映像的には効果的なんですよ」などとひょうひょうと答え続け、きちんと時間通りに到着してみせた。それは、全国のオヤジに勇気を与えるゴールでもあった。
■ヨン様、24時間テレビで2000万円寄付 韓国映画「四月の雪」(9月17日公開)で共演した俳優ペ・ヨンジュン(33)とソン・イェジン(23)も、24時間テレビに登場した。28日、来日したソンが日本武道館に駆けつけ、ヨン様のメッセージVTRを届けた。ヨン様の映像は約2分。同番組に2000万円寄付したことが紹介され、ヨン様は「みなさんと心から(チャリティーの)気持ちを分かち合うことができて幸せです」「昨年、アジアのみなさまに不幸なことがたくさん起こりました。苦しんでいる家族たちが勇気と希望を持つことができればうれしいです」などと話した。 生出演したソンは、韓国語が堪能なSMAP草なぎ剛(31)とトーク。韓国から自分のブタの貯金箱を持参して寄付し「番組に参加できて光栄です。韓国ではブタは幸福を呼ぶ動物といわれます。みなさまの幸せに役立てばうれしいです」とほほ笑んだ。 ヨン様とソンは30日から9月1日まで、来日イベントを行う。今日29日はヨン様の33歳の誕生日でもあり、ファン待望の「ヨン様ウイーク」となる。
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