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2005/08/17(水)
日本イランに雪辱、B組1位突破…W杯最終予選
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サッカー・2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組最終節、日本―イラン(17日・横浜国際総合競技場)――既にW杯本大会出場を決めている両国が対戦、日本が2―1で勝利を収めた。
日本は通算成績を5勝1敗として、4勝1分け1敗のイランを逆転、B組1位で予選を終えた。日本は28分に加地、76分には大黒が得点。イランの反撃を79分のPKによる1点に抑えた。
日本代表の次の試合は、来月7日の国際親善試合、ホンジュラス戦(宮城スタジアム)。(観衆6万6098人)
アジア最終予選を戦ってきた実績あるメンバーを先発させた日本は、序盤から攻勢。12分、大黒が頭で落としたボールを玉田がシュート。1分後、大黒が右足で狙う。中盤で遠藤や小笠原がボールを奪い、前線へ効果的なパスを送った。
先制点は28分。左サイドを破った玉田の低いクロスを、外から攻め上がった加地が右足で決めた。ここからイランも反撃に転じ、44分にはダエイがポスト直撃のシュートを放った。
後半は73分までに3人の交代枠を使い切ったイランが攻め込み、日本はカウンターを狙う展開になった。先にゴールを奪ったのは日本。76分のCKに大黒が飛び込んで打ったヘディングが、きわどくゴールラインを越えた。イランも3分後にダエイが、自分で獲得したPKを決めて詰め寄る。しかし、残り時間の激しい肉弾戦をしのいだ日本が、逃げ切った。
◇
日本・ジーコ監督「勝てば1位通過ということで、気合が入った試合だった。アウエーで負けた借りを返せて良かった。大変な戦いだったが、選手たちの意志の強さが実った。選手に対し、心からの賛辞を送りたい」
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