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2005/08/10(水) 巨人来季監督の最有力候補に星野氏
巨人が、阪神星野仙一シニアディレクター(58)を来季監督の最有力候補としてリストアップしていることが10日、明らかになった。今季、チームは歴史的な低迷を続けており、球団は渡辺恒雄球団会長(79)滝鼻卓雄オーナー(65)らが中心となり、OBの原辰徳氏(47)中畑清氏(51)江川卓氏(50)らから人選を進めていた。しかし、ここにきて星野氏が急浮上。長年低迷した阪神を立て直し、03年に優勝に導いた手腕を高く評価。周辺調査も進めており、球団初の外部招聘(しょうへい)に乗り出す可能性が高くなってきた。
 巨人が、再建へのウルトラCに向けて水面下で動き出していた。チームは後半戦に入っても浮上の兆しを見せず、10日も横浜に敗れ、借金15の5位と低迷。75年以来となる最下位の危機にも瀕(ひん)している。こんな状況に業を煮やした読売首脳が、堀内監督に代わる来季の監督候補として新たに名前を挙げているのが、02年から阪神で2年間監督を務め、それまで低迷していたチームを優勝させるなど、見事に立て直した星野氏だった。
 読売本社サイドはこれまで、OBの中から、02年に就任1年目で日本一に輝いた原前監督、アテネ五輪で長嶋茂雄氏の監督代行を務めた中畑氏、現役時代に「怪物」として人気者だった江川氏らを候補に挙げ、水面下で調査を続けてきた。ここにきて中畑氏、江川氏は候補から外れ、原氏の復帰と並行して外国人監督を含めた外部招聘を視野に入れ、人選を進めてきた。
 巨人は今季が創立71年目だが、過去に監督を外部招聘したことはない。ここにきて星野氏を最有力候補としたのは、現状への強い危機感の表れといえる。誰より、先月「中途半端よりどん底までいったほうがいい。反省せん、みんな」と突き放すような発言で危機感をあらわにした渡辺会長が熱心とされ、読売幹部が星野氏に近い関係者に意向を調査し始めている。
 渡辺会長を含め巨人はことあるごとに星野氏から厳しい発言をされてきた。しかし、渡辺会長と星野氏は球界全体のことで忌憚(きたん)なく意見を交わしたこともあり、認め合っている部分もある。改革と人気回復。強い巨人復活のため、その両方を任せられるのは星野氏がもっともふさわしいと判断したようだ。
 阪神監督時代の02年オフには24人の選手を入れ替えるなど、大改革を断行。就任2年目の03年に18年ぶりのリーグ優勝に導いた。カリスマ性、グラウンド内での厳しい指導はもちろん、戦力強化のための積極的なトレード敢行、フロントへの進言など、GM的な役割も期待される。昨年8月に就任した滝鼻オーナー、清武球団代表が中心となって「G改革」を進めているが、さらに軌道に乗せるためにはうってつけの人材だ。先月中旬に滝鼻オーナーは「てこ入れというか設計図というか、決めて何とかしないと野球人気自身がおかしくなっちゃう」と現体制の見直しを示唆していた。
 今後は、星野氏が2年前に体調を理由に阪神監督を辞任したこともあり、慎重に一本化作業に入る。今季中は阪神との契約が残っており、正式打診はシーズン終了後が予想される。


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