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2005/07/18(月)
仲間主演映画「SHINOBI」沖縄で試写
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女優仲間由紀恵(25)の故郷・沖縄で18日、主演映画「SHINOBI」(下山天監督、9月17日公開)の試写会が行われた。15日に焼き付けられたばかりの文字通り最初の上映用プリントを使った異例の試写会で、舞台あいさつに立った仲間も感激していた。同映画はアクション時代劇だが、製作・配給の松竹が、同ジャンルの作品を定期的に公開する準備を進めていることも分かった。日本映画界に“新路線”が誕生する。 「完成の喜びを沖縄の方々と最初に分かち合えるなんてすごく幸せです」。仲間はそうあいさつしながら、満面に笑みを見せた。映画ファンはもちろん、仲間の母親や姉、親せきや友人も駆け付けた。 映画は、撮影したフィルムを使い、音声と画面を合わせて現像したプリントをつくって上映する。最初に完成したプリントを「ゼロ号」と呼ぶ。ゼロ号は普通、仕上がりをチェックするため、監督やスタッフ、配給関係者らが立ち合って都内のスタジオで鑑賞される。これを出演者の故郷に持ち出す試写会は、異例中の異例だ。この日は、下山監督も不在で、関係者もごくわずか。粋な計らいに、当代人気NO・1女優も、ひたすら感謝していた。 前代未聞の「ゼロ号試写」の背景には、松竹の新戦略もある。同映画は、作家山田風太郎さんの人気小説を題材に斬新なアクション描写と普遍的なラブストーリーを織りまぜた。完成度に手応えを感じている松竹は、アクション時代劇を毎年、製作・公開する準備も進めている。関係者は「『SHINOBI』の結果を待ちたいが、既に数作品の企画開発に乗り出しています」と明かした。 同社は「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」など人情ドラマをベースにしたシリーズに定評がある。ところが、ライバルの東宝はホラーや純愛もの、特撮、アニメなど多彩な路線を持ち、軒並みヒットさせ1人勝ち状態。「SHINOBI」は、ダイジェスト版を上映したカンヌ映画祭でも反響が大きく、既に11カ国の配給が決まった。松竹はエンターテインメント性の高さを評価されたとし、アクション時代劇を新たな鉱脈と判断。若手俳優も時代劇に興味を示し始めており、新しい潮流の行方が注目される。
■小川範子結婚会見 妖怪「毛羽毛現」似の吉田さん似顔絵披露
22歳年上のTBS社員、吉田秋生さん(53)と今月1日に入籍した女優の小川範子(31)が18日、東京・銀座の博品館劇場で会見した。「心から尊敬してます。お仕事以外でもとても優しい方。私の活動も理解して、応援してくれる。年の差は、全く気になりません」と喜びを語った。
小川が13歳の時にドラマを通じて出会ったが、本格的な交際がスタートしたのは最近だという。「今年の春にプロポーズの言葉を頂きました。『結婚していただけますか』って」と満面の笑み。吉田さんは「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪「毛羽毛現」(けうけげん)に似ているそうで、写真の代わりに似顔絵?を披露した。吉田さんは再婚で、成人した子どもがいるが「詳しくは存じ上げないので…(子どもに)会ったことはありません」と話した。まだ同居しておらず、挙式・新婚旅行は今秋、海外で行われる予定。妊娠はしていないが「これから? そうですね」と照れながらも意欲満々だった。
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