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2005/06/29(水)
クロマティ氏「許さん」怒った!
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「魁!!クロマティ高校」は講談社の週刊少年マガジンに連載中の人気ギャグ漫画。映画版では俳優の須賀貴匡(27)、金子昇(30)、プロレスラー高山善廣(38)、虎牙光揮(30)らが出演する。 何の前触れもなく、公開差し止めを求められた配給元のメディア・スーツは「申請の内容を見てみないとなんとも言えない」と降ってわいた“クロマティVSクロマティ”の対決にとまどいを隠せない様子だった。 クロマティ氏の代理人・乾裕介弁護士によると「クロマティという名前が無断で使用されている」、「健全な青少年の育成に尽力しているにも かかわらず不良少年がテーマになっている」点を問題視しているという。物語ではほかに、活躍した外国人選手の名前を使った「バース高校」や「デストラーデ高校」なども登場するが、野球もバイオレンスもない。 クロマティ氏は昨年に知人から“クロ高”の話を聞き、ネットなどで内容を知ったという。講談社によると“クロ高”の英語版は作っておらず、米国での出版はしていない。 同氏は昨年8月、講談社に対して連載の中止を求める内容証明を送ったが、この時は講談社に拒否されそのままになっているという。映画について乾弁護士は「公開されることを5月中旬に知り、さまざまな準備して、申請に至った」としている。 映画が製作されることは昨年7月に本紙がいち早く報じたが、この1年の間に同氏からメディア・スーツに何の連絡もなかった。クロマティ氏は今年4月に来日もしていたが、このときは“クロ高”については一切触れていなかった。
■初挑戦!TUBEアニメ歌った−前田「即OK」
デビュー20周年を迎えたロックバンド、TUBEが、8月6日公開のアニメ映画「劇場版NARUTO−ナルト−大激突!幻の地底遺跡だってばよ」(川崎博嗣監督)で、初のアニメ主題歌に挑戦することが29日、発表された。
同映画は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画の映画化第2弾。TUBEのボーカル、前田亘輝(40)が、小学生時代から33年間ジャンプを愛読しており、「NARUTO」のコミック全28巻を持っているほど大ファンだったことなどから実現した。
この日、都内スタジオで会見した前田は、報道陣を前に、「NARUTO」のウンチクを次々と披露し、そのハマりぶりをアピール。今回の依頼を受けたときも「何としてもやる!!」と即OKしたことを明かし、「自分が読んできた『NARUTO』のイメージを」と、すぐに歌の構想がわき上がった様子。主題歌「Ding!Dong!Dang!」(8月10日発売)は、愛・希望・勇気を描いた忍者漫画の同作に、ピッタリなノリノリの楽曲となった。
デビュー20周年の今年は、7月20日に通算27枚目のアルバム「TUBE」を、同30日からは、前田の地元、神奈川・厚木市荻野運動公園競技場を皮切りに恒例のスタジアムツアーを開催。今年の夏は、劇場を含め、例年以上にTUBEの歌が全国の夏を熱くさせそうだ。
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