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2005/06/27(月) <谷亮子>おめでたで世界選手権V7断念 都内で記者会見
00年シドニー、04年アテネ両五輪の柔道女子48キロ級金メダリスト、谷亮子選手(29)=トヨタ自動車=が27日、東京都内のホテルで会見し、妊娠のため、9月の世界選手権(カイロ)代表を辞退すると発表した。出産後は復帰し、08年北京五輪で日本人初の「ママさん金メダリスト」を目指す考えも明らかにした。
 谷選手によると、今月半ばごろ変調に気づき、24日に夫の谷佳知選手(32)=オリックス・バファローズ=と病院に行って妊娠3カ月と判明。「これまで感じたことのない喜びを感じた」とうれしそうに話した。出産は来年2月上旬の予定。
 今後については「引退はない。けがや限界を感じたというわけではないですから」と現役復帰を明言。「赤ちゃんを産んで、さらにパワーを発揮できる。田村で金、谷で金、ママになっても金というのが現実になってきた。女性アスリートでママになって(五輪で)金はいないので成し遂げたい」と五輪3連覇への意欲を改めて示した。
 谷選手は世界選手権代表に選ばれ、今回7連覇がかかっていたが、「次の(07年開催地の)リオデジャネイロで優勝することが7連覇だと思っている」と話した。
 同席した上村春樹・全日本柔道連盟強化委員長は「辞退の理由がおめでたなので、(辞退届け出を)泣く泣く受理した」と大黒柱が抜けることに複雑な表情だったが、「北京五輪で頑張ってほしい」と激励。谷選手の父、田村勝美さん(57)は会見場で「五輪3連覇を目指すには、(妊娠は)いいタイミング。本人も、出産は世界選手権7連覇以上の価値があると言っていた」と祝福した。
 ◇「無事出産がまず大切」小野清子さん
 64年東京五輪体操女子団体の銅メダリストで参院議員の小野清子さん(69)は、谷の妊娠について「まずはおめでとう」と、うれしそうにお祝いの言葉を述べた。
 同五輪の時に、小野さんは、3歳の長女と1歳の長男の子育てをしていたママさん選手。夫の喬さんも五輪代表だっため、練習に子どもを連れて行くことも。学生の体操部員に子守りをしてもらったり、練習用のトランポリンで遊ばせたりしながらの競技生活だったという。「子どものことを第一に考え、無事に出産するのがまず大切。(競技復帰は)体と相談して力まず、自然体に」とアドバイスの言葉を贈っていた。
 ◇谷は06年中に競技復帰、08年北京五輪を目指す
 柔道の世界選手権(9月、カイロ)の出場辞退を発表した谷亮子(トヨタ自動車)は来年2月ごろに出産した後、早ければ同年中に競技復帰し、07年世界選手権、08年北京五輪を目指す。日本ではまだ、出産経験のある柔道五輪代表も、五輪金メダリストもいない。
 谷はアテネ五輪後、周囲から「次はママになって金だね」などと盛んに言われていたという。今年1月の全日本女子強化合宿でも報道陣に「(北京五輪で)ママでも金。皆さんが期待しているので達成したい」と■子作り宣言■をしていた。
 これまで国内の「ママさん選手」では、64年東京五輪体操女子団体銅メダルの小野清子が有名。だが、その数は極めて少なく、最近でも五輪代表は04年アテネ五輪バレーボールの辻知恵、00年シドニー五輪重量挙げ58キロ級の高橋百合子がいるくらい。一方、海外では珍しくなく、柔道でもかつて谷のライバルだったサボン(キューバ)は出産後のアテネ五輪52キロ級で銅メダルを獲得するなど活躍している。
 都内のホテルで27日会見した谷は、ママさん選手となることに「女性アスリートが力を発揮できる場所が増えてきたことを伝えていきたい」と語った。どの競技でも選手寿命が延びている傾向にあり、出産や育児に関する女性や社会の意識も変わってきた。今後は国内でも「ママさん選手」が増える可能性は高い。
 ▽夫の佳知選手の話 (妊娠を知って)すごく感激したし、ドキドキした。これを励みに頑張っていきたい。(妻は)世界選手権7連覇がかかっている中ですごく悩んでいたし、その点、互いにつらかった。7連覇より大事な物を授かったということで、決断したのだと思う。


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