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2005/06/25(土)
東北南部から九州で真夏日 豊岡市で37・2度
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日本列島は25日、梅雨前線の活動が弱まった影響で晴れの所が多くなり気温が上昇、東北南部から九州にかけて、各地で真夏日となった。兵庫県豊岡市では同市の6月の最高気温としては最も高い37・2度を記録するなど、関東内陸部や日本海側各地で平年より約5−10度上回り、今年最高の暑さとなるところが相次いだ。 気象庁によると、午後3時までの最高気温は、京都府舞鶴市、長野県松本市でもそれぞれ36・7度、35・9度と6月の最高気温の記録を塗り替えた。また、東京都心でも午後2時前に今年最高の31・6度を記録した。 35・8度の前橋市、34・1度の宇都宮市、34・3度の甲府市など関東地方内陸部と、35・9度の富山市、35・7度の鳥取市など日本海側を中心に軒並み気温が上昇した。 東北南部も山形市で33・7度、福島市で35・5度を観測。名古屋市や福岡市でも30度を超えた。
■プール開き 一足早く歓声と水しぶき 東京・としまえん
猛暑が続く中、東京都練馬区の「としまえん」で25日、プール開きがあった。7月2日の全面営業開始を前倒しして、ウオータースライダーを除くすべてのプールがオープンした。 この日、都心部の気温は午前10時前に30度を超え、連日の真夏日となった。プールには家族連れらが詰めかけ、予定より10分早い午前9時50分の開場とともに、水しぶきと歓声を上げて一足早い夏を満喫した。 気象庁によると、25日の関東地方は太平洋高気圧の勢力が強まっておおむね晴れ、埼玉県熊谷市では最高気温が35度の予想。同様の天候は来週いっぱいまで続くとみられる。
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