|
2005/05/07(土)
「モー娘5年間は宝物」石川梨華涙の卒業
|
|
|
モーニング娘。の4期メンバー・石川梨華(20)が7日、東京・日本武道館で行われたコンサートツアーの最終公演でモー娘。を卒業した。2000年4月から5年間グループを支えてきた石川は「メンバーと一緒に過ごしてきた時間は一生の宝物です。たくさんのファンのみなさんに見守られながら卒業します」と手紙を朗読。矢口真里(22)の突然の脱退などで揺れたモー娘。は新リーダー吉澤ひとみ(20)を中心に9人で、7月からは新メンバーの久住小春(12)を加えた10人で活動を続けてゆく。 ピンク色のペンライトが武道館を埋め尽くす。卒業コンサートでは恒例となった1万人のファンからの贈りものだ。大好きなピンクに染められた客席に石川は思わず目頭を熱くした。 アンコールで1人登場した石川はファンに向け手紙を朗読。初舞台も武道館だったこと、握手会でファンの手の温かさを感じたこと、声援でポジティブになれたこと…5年間をかみ締めるような手紙だった。「メンバーと一緒に過ごした時間は一生の宝物。たくさんのファンの方に見守られながら卒業します」と幸せな青春に感謝した。 この武道館公演だけで歌った卒業ソングは「初めてのハッピーバースディ!」。助っ人として参加した「カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)」の曲で独り立ちの原点とも言える1曲。 メンバーの藤本美貴(20)は「性格は真反対でぶつかったこともあったけど、いつも梨華ちゃんに元気づけられました。ありがとう」と照れくさそうに感謝。唯一の同期・吉澤は「これからはリーダー同士。空回りパワーで頑張って」と明るく送り出した。ラストの「ザ☆ピ〜ス!」では5年間の思いを込め熱唱。 終了後の会見では「ハッピーっていうのが生活の一部なんで、最後まで笑顔で走り続けるのが目標でした」とステージで涙をこぼさなかった理由を明かした石川。しかし、ステージ裏では見に来ていたOGたちの姿を見て思わずホロリ。“卒業式”ができなかった矢口とともに遠慮なく泣いたという。今後は“美勇伝の石川梨華”として25日に「紫陽花アイ愛物語」を発売、29日からはコンサートツアーと活動を本格化させる。
■藤井隆と乙葉が婚約、9日記者会見
お笑いタレント藤井隆(33)がタレント乙葉(24)と結婚することが7日、分かった。9日に都内でそろって婚約会見を開く。03年末ごろ親しくなり、昨年5月4日に亡くなった乙葉の父親の一周忌を前に婚約を決断したもよう。4月には大阪府豊中市の藤井の実家で両家があいさつを済ませた。挙式などの日取りは未定。乙葉は仕事を続ける。 関係者によると、交際が深まったのは、乙葉の父親が亡くなった後。落ち込む乙葉を藤井が懸命に励ましていたという。昨年10月には藤井の米ロサンゼルスでのショーに、乙葉も同行。今年1月の交際発覚後、乙葉は藤井について「尊敬できる先輩」と語った。4月には藤井が乙葉母娘を連れて実家に戻り、親同士があいさつを交わしたという。 藤井は鋳物会社勤務のサラリーマン(経理担当)から、92年に吉本新喜劇のオーディションを受けて芸能界入り。会社勤めを続けながら、大阪・毎日テレビの名物番組「テレビのツボ」に出演。94年からタレント業に専念した。しかし、芸能界になじめず、約半年間、欧州旅行に出たこともあった。新喜劇復帰後に「自己主張の激しい世界に戸惑ったから」と打ち明けるなど、きまじめな素顔を持つ。 乙葉も優しい人柄で知られる。芸能界入りも、原宿で勧誘してきたスカウトの熱意に、話だけでも聞いてあげようと立ち止まったのがきっかけ。現在、信濃毎日新聞に連載中のコラムに「自分が傷つく痛みを知っているから、人を傷つけるのも嫌い」とつづったことも。4月25日付同コラムではマカオ旅行に触れ「家族、仕事、友人、すべての大切さまでをも、考えさせられる」と書いていた。互いに人を思いやれる性格にひかれ合ったようだ。乙葉は妊娠していない。
|
|
|
|