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2005/04/10(日) 中国各地で反日行動、広東省では1万人が集結
中国広東省広州市で10日午前、日本の国連安保理常任理事国入りや歴史教科書検定に反対する約3千人が、日本総領事館があるホテル前の広場に集結し、日本製品ボイコットなどを訴えた。

 主催者は理性的行動を呼びかけたが、一部の興奮した群衆がペットボトル、石などをホテル内の日本料理店の窓ガラスに投げつけ、窓が割れるなどの被害が出た。

 武装警察官約300人、公安警官約200人が出動し、警備に当たった。同日午後になって、群衆はホテル前を離れ、市内の日系スーパーに向かったという。

 一方、同省深セン市でも同日午前、パソコン店が集中する市中心部の広場前に集結した約300人がデモ行進、日系デパート前では約1万人に膨れあがっている。(深センのセンは土ヘンに川)

 9日には、西部・四川省成都市の日系スーパー前で抗議行動があり、店側はシャッターを閉め、一時営業を中断した。警察当局が数人を拘束したとされる。10日は、通常通りの営業という。同店前では今月2日にも同様の騒ぎがあった。

■上海で邦人初の負傷者

中国で反日抗議デモが拡大する中、上海市では9日夜、日本人留学生2人が殴られ、軽傷を負っていたことが10日、上海の日本総領事館などの調べで分かった。一連の騒動での邦人の負傷者は初めて。現地の公安当局は傷害事件とみて捜査を進めている模様だ。
 同領事館などによると、日本人4人を含む現地の留学生ら十数人が9日夜、上海市内の飲食店に入店。その直後、店内にいた見知らぬ中国人客に数人が呼び止められ、「お前は中国人か、韓国人か」と問われた。1人が「日本人だ」と答えると、その中国人客が持っていたビールのジョッキや灰皿などで、いきなり殴りかかり、日本人2人が頭にけがをした。2人は病院で手当てを受け帰宅した。
 地元公安当局は被害申告を受け、関係者から事情を聴いているという。同総領事館もさらに詳しい事実関係を確認中だ。

2005/04/09(土) <洞くつ>たき火でCO中毒、中学生4人死亡 鹿児島
9日午後4時15分ごろ、鹿児島市武岡1の武岡団地北公園の南側斜面にある洞くつの中で「人が倒れている」と近くの女性から119番があった。消防隊が駆けつけたところ、洞くつの中で倒れている男子中学生4人を見つけ、全員を同市内の病院に搬送したが、いずれも心肺停止の状態で、まもなく全員の死亡が確認された。鹿児島西署は、4人が洞くつ内でたき火をしているうちに、煙を吸い込んだとみて調べている。検視の結果、死因はいずれも一酸化炭素中毒死だった。
 同署の調べでは、亡くなったのはいずれも同市立武岡中2年生の川越康士郎(こうしろう)さん▽中野瑞樹(みずき)さん▽毛井(もうい)一樹さん▽地頭薗聖(じとうぞのさとし)さんで、4人はいずれも13歳だった。
 洞くつは、入り口が高さ約90センチ、幅約1.4メートルの半円状で、入り口周囲は竹やぶに囲まれている。中に入ると高さ1.7〜2メートル、幅約2メートルと広くなり、T字形に分岐して右奥に長く伸びている。入り口から数メートルの場所に2人、右奥に行く途中に1人、さらに奥に1人が倒れており、入り口の2人のすぐ奥に段ボールや木くずなどのたき火跡があった。
 また、洞くつ内からライターも見つかっており、奥で倒れていた2人は逃げようとして中に進んだとみられるという。
 消防隊が到着した際、洞くつは中が見えないほど白煙が充満し、隊員は酸素マスクを着用して4人を救出した。現場は一酸化炭素濃度が依然高いため、県警は実況見分を10日午前9時から実施することにしている。
 4人はいずれも同中の軟式テニス部員で、中野君以外は同じクラスだった。洞くつは同公園から急斜面を約20メートル下りた中腹にあり、普段から付近の子供たちの遊び場になっていたらしい。
 現場はJR鹿児島中央駅の西約2キロで、鹿児島市西部の丘陵地にある住宅街の外れ。同市立武岡中とは約1.5キロ離れている。

 ◇濃度 危険地の5倍超
 有毒ガス検知器で内部の一酸化炭素濃度を測ると、検査針は一般的な危険値の5倍に当たる250ppmの限界示度を振り切ったという。
 中学生たちは次々と、担架に乗せられて救出された。近所の会社員(23)は「人工呼吸をされていたが、ピクリとも動かなかった。そばでお母さんが泣き崩れていた。かける言葉もなかった」と話した。
 4人が通う鹿児島市立武岡中の海江田和郎校長(58)によると、全員が軟式テニス部員。他の同級生が洞くつ近くに自転車が止まっていたため、中をのぞいて友達が倒れているのを発見、保護者を通じて午後4時15分ごろ通報した。
 ある女子生徒(13)は「同じ学年で洞くつのことを知っている同級生が十数人はいた。真っ暗で懐中電灯がないと見えない」。男子生徒(13)は「中は息苦しくて空気が悪かった。崩れるかなと思ったこともある」と話している。
 川越さんと中野さんが運び込まれた鹿児島市立病院には、遺族や友人らが駆けつけた。軟式テニス部の先輩だった高校1年の男子生徒(15)は「中野君はおとなしかったが、大会で準優勝するほどの腕。川越君はあいさつをよくする礼儀正しい後輩だった」と沈痛な面持ち。
 4人の通う武岡中では事故の一報を聞いて教職員らが次々駆けつけ、情報収集に追われた。午後7時20分過ぎ、4人全員死亡の報が入ると、がっくりと肩を落とした。
 関係者によると、中野さんの遺体は病院で家族から中学校の制服を着せられ、両親と姉2人、クラスメートら十数人が別れを告げた。全員が号泣し、母親は泣き崩れていたという。
 ◇防空ごうの可能性示す 視察の市課長
 鹿児島市で防空ごう対策を進める市建設局では事故の一報を受けて、管轄する街路整備課の島田睦雄課長らを現場に派遣した。島田課長は「洞くつは自然のものではなく、人為的に掘られたもののようだ」と、戦時中の防空ごうである可能性を示唆した。
 市内は戦時中、空襲に備えて山の斜面に数多くの防空ごうが掘られた。戦後その多くが埋め戻されたり、入り口を軽量ブロックでふさぐなどの対策がとられてきた。
 01年度の住民への聞き取り調査では、市内255カ所に防空ごう跡とみられる洞くつを確認したが、今回の洞くつは把握していなかったという。

2005/04/08(金) プロ野球、開幕低迷 巨人戦視聴率1ケタ 観客セパとも減少
「交流戦」「楽天」改革の芽に期待
 「改革元年」をうたったプロ野球に衝撃の数字が突きつけられた。7日の「横浜−巨人」戦の視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。巨人戦のテレビ中継が開幕6試合目で2ケタを割ったのは過去に例がない。実数を発表している観客数も伸びず横浜−巨人戦はわずか1万2578人。人気回復の道は険しいが、一方で「地域密着」を旗印に新球団・楽天は東北を中心に高視聴率を稼ぐなど“光明”もみえる。止まらない「巨人戦離れ」は、「巨人戦頼み」の球界に対する警告とも読めそうだ。(丸山和郎) 
 昨年、巨人戦の年間平均視聴率は過去最低の12・2%を記録。危機感を抱いた巨人は、今季から東京ドームにグラウンドにせり出した新内野席を設置、試合前に選手とファンの「ふれあいタイム」を設けるなど、サービス拡充に乗り出した。
 それでも一日の「巨人−広島」戦の視聴率は13・5%で開幕戦としては過去最低。チームも四十七年ぶりの開幕四連敗とふるわず、七日の試合は中盤で大差がついたこともあり視聴者にソッポを向かれたようだ。ちなみに同様に出足でつまずいた昨年、視聴率が初めて一ケタ台に落ち込んだのは五月二十五日だった。
 中継したTBS宣伝部では「番組改編期で裏番組も強かったのが大きな理由だが、昨年秋からの球界再編のゴタゴタを、まだファンが引きずっている面もあるのではないか」と分析する。
 視聴率だけではない。今季から各球団が足並みをそろえ観客を実数で発表しているが、五万五千人の「満員」が続いていた東京ドームの巨人戦が四万三千六百八十四人など、セ・リーグは開幕三試合で十一万三千六百十一人と昨年より約一万人減。パ・リーグ開幕戦は五万人以上も減り西武はすでに一万人を割った。
 野球人気の回復は難しいのか。慶応大の樋口美雄教授(計量経済学)は「全国区で巨人に頼る体質がすでにマンネリ化している。スポーツエンターテインメントには日常の中の非日常が求められているが、今のプロ野球にはそれがない」と指摘する。にもかかわらず全国放送の地上波は、今季も巨人戦が大半を占める。開幕一週間の数字はこの分析を証明している。
 一方で樋口教授は「プロ野球にもローカリゼーション、つまり“おらが町”を応援しようというムードが必要」と話す。
 昨年から日本ハムが本拠地を北海道に移し、今季は「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生。楽天の本拠地「フルキャストスタジアム宮城」での開幕戦となった西武戦(一日)は、地元の東北放送(TBS系)が生中継し、24・2%の高視聴率をマーク。一筋の光明にみえる。
 先日、地元密着では先輩のサッカーJリーグにプロ野球が教えを請うた。プロ野球界も、人気回復に、あらゆる手を模索している。
 球界では今年十一月、日本、韓国、中国、台湾のチャンピオンチームによる「アジアシリーズ2005」が初めて開催される。サッカーW杯アジア地区最終予選「日本−バーレーン」戦は視聴率40・5%。どこまで注目を集めるかは未知数だが、人気回復に向けた一歩になるだろう。
 また、今季五月から導入される交流試合で、これまでテレビで見ることの少なかったパ・リーグの球団に接する機会も増える。民放関係者は「改革の芽が出てくるまでには、まだ時間がかかる。そのためには、まず終盤まで白熱したペナントレースを展開し、アジアカップにつなげてほしい」と期待を寄せている。

2005/04/07(木) 中山大三郎さん死去「人生いろいろ」などヒット曲多数
「人生いろいろ」「珍島物語」などのヒット曲で知られる作詞作曲家、中山大三郎さんが7日午前零時3分、中咽頭(いんとう)がんのため、東京・港区内の病院で死去した。64歳だった。平成12年に下咽頭がんで声帯を切除する手術を受けて声を失って以来、がんとの闘いに明け暮れた。しかし、最後まで仕事に意欲を燃やし、病床でも詞を書き続けた。

 最後の最後まで、作品作りに執念を燃やし続けた。中山さんが入院したのは1月下旬。「珍島物語」など二人三脚で数々の名曲を生み出してきた山田廣作プロデューサーの依頼で、病床で3曲の詞を完成させていた。

 その中の1曲「犬のおねがい」は男性3人組ユニット、「3TIGHT B(スリー・タイト・ビー)」のために書き上げた。4日に彼らが同曲をレコーディングし、そのデモテープを聴いてすっかり気に入った中山さんは、出ない声の代わりに、親指と人さし指で丸を作って山田さんにOKサインを出した。

 しかし、そのとき病魔は体中を蝕んでいた。4日に吐血して以来、病状は一進一退を繰り返し、7日未明にこの世を去った。最期は平成7年に再婚した20歳年下の妻、三佐子さん(44)と2人の弟子に看取られ、眠るように息を引き取ったという。

 親友でもあった山田さんは「入院する直前に、一緒にゴルフをするほど元気でした。42・43の好スコアを出して、『今度教えようか』と笑っていたんですが。これからも、一緒にいい作品を残していきたいと思っていたのに…」と唇をかみ締めた。

 中山さんは法政大学在学中に作詞家デビュー。クラウンレコード専属作家として、「新潟ブルース」や「夜の銀狐」などの名曲を生み出した。その後フリーになり、61年には尾形大作のデビュー曲「無錫旅情」を作詞作曲し、大ヒット。翌62年には、作詞した「人生いろいろ」を島倉千代子が歌って、日本レコード大賞作詩賞を受賞した。

 日本テレビ系「ルックルックこんにちは」の「女ののど自慢」で審査員を務めるなど、ワイドショーのコメンテーターとしても人気を集めた。が、平成11年にのどの異常を訴え、下咽喉がんと診断された。放射線治療で1度は克服したが、翌12年に再発。声帯を摘出する大手術を受け、命と引き換えに声を失った。

 以来、がんとの闘いに明け暮れた。食道がんを3度、舌がんにもなり、そのつど放射線治療や手術で克服してきたが、とうとう力尽きてしまった…。

2005/04/06(水) 幸せ満開!名倉&満里奈“アツアツ”ツーショット会見
お笑いトリオ、ネプチューンの名倉潤(36)とおニャン子クラブ出身のタレント渡辺満里奈(34)が6日、都内で婚約を報告した。知り合うきっかけになったテレビ朝日のバラエティー番組「銭形金太郎」の生放送で涙でファンに報告。その後に会見した2人は「彼女といると温かいお湯につかっている感じ」(名倉)「まじめで誠実、尊敬できる」(渡辺)と互いの魅力を話した。式・披露宴は未定。渡辺は結婚後もタレント業を続ける。
 名倉と渡辺は結びの神様となった「銭形金太郎」の生放送で、スモークがたかれる中を登場。ネプチューンの原田泰造、堀内健ら共演者から冷やかし交じりに祝福され、互いに「まりな」「じゅんくん」と呼び合っていることなどを明かした。渡辺は涙ぐみながら「素晴らしい人と出会うことができました。今後とも見守ってください」とあいさつした。
 番組終了後の会見では、名倉が「彼女といると笑顔が絶えず、温かいお湯につかっている感じでいられる」。渡辺も「驚くぐらいまじめで誠実。男らしくて、尊敬できる。一緒にいて落ち着けます」と笑顔が絶えなかった。
 昨春に都内の渡辺宅近くの公園で散歩デートをしているところを報道されたが、名倉によると、交際本格化は昨年7月ごろ。名倉宅でDVDを見たり、渡辺の煮物やおひたしの手料理を食べるなどしてすごし、昨年暮れにプロポーズした。
 「国籍が変わるけど、いいか? 」というギャグも考えたが、本番ではまじめに「結婚してくれますか」。「言ってくれるといいな」と心待ちにしていた渡辺も「はい、よろしくお願いします」と即答。直後に渡辺の実家にあいさつに行った。婚約指輪や結納はまだだが、名倉は「これで一緒に(指輪を)買いに行けます」。式・披露宴は、年内に行いたいという。
 名倉にはうわさになった女性もいたが、渡辺は「皆さんが思うほどプレーボーイじゃない。大丈夫だと思います」。渡辺は結婚後もタレント業を続ける予定で「笑顔の絶えない家庭にしたい」とも。子供について、名倉は「授かりものなので自然に…。でも、少子化なので社会に貢献したい」と子づくり宣言をしていた。

2005/04/05(火) 中国政府 反日デモ過激化警戒 集会不許可方針 拡大不可避の見方
中国政府は、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する民間の運動の過激化を警戒、沈静化に動き始めたようだ。関係筋によると、当局は民間団体の反日デモや集会を今後は認めない方針という。ただインターネット上での日本製品不買呼びかけや常任理入りに反対する署名活動などは規制できず、反日運動の拡大は避けられないとの見方が強い。
 中国当局がデモ、集会の規制に乗り出したのは、四川省成都市と広東省深セン市での日本の常任理入りに反対する群衆の騒動がきっかけ。
 成都では二日、反日集会参加者の一部が、イトーヨーカドー一号店を襲撃、翌三日には数千人が同店周辺に群がり、警備側と対峙(たいじ)。深センでは三日、約二千人が集会後、デモ行進、警備側ともみ合い、一部は日系企業の看板を壊したりした。
 成都、深センの集会は地方当局の許可を得ていたが、その背景には、中国政府が日本の常任理入りについて「歴史問題で正しく責任ある態度を取るべきだ」(外務省報道官)と否定的な立場を表明、ネット上の反日署名運動に「理解」を示してきたことがある。
 これを受けて中国のメディアは、歴史教科書問題を絡めた日本商品排斥の動きを積極的に報道、常任理問題でも「歴史を反省しない日本に資格はあるか」(国営通信新華社ネット版)といった文章を次々に紹介した。
 今回の騒ぎを主導したのは民間の反日グループで、その手段はインターネット。サイトへの書き込みには指導者批判など禁止規定があるが、反日だけは野放しで、日本を罵倒(ばとう)、侮辱する表現がまかり通る。それが直接的な反日行動に発展したのは、当局の「お墨付き」があったせいだった。
 中国政府には、国内の反日世論を対日圧力に利用する傾向がある。歴史問題などで「人民の感情を傷つけた」「人民が許さない」といった表現を外交交渉の場で持ち出すのも一例だ。
 しかし昨年のサッカー・アジア杯のように反日騒動に発展しては、逆効果になる。中国国内には現状への不満、怒りが渦巻き、反日運動が不測の事態を引き起こしたり、反政府騒動に転化したりする危険も小さくない。
 二、三両日の騒動について中国のメディアは一切報道しなかった。昨年秋に共産党中央が発した「社会不安を引き起こすニュース」は新華社を通じて発表する以外報道できないとの通達に基づくという。しかしネット上では、デモの現場写真まで掲載、反日言論は激しさを増している。
 中国は「抗日戦争勝利六十周年」の今年、各地の抗日戦争記念館拡充に着手、愛国主義教育を強めつつあり、反日機運にブレーキはかかりそうもない。そうした中で、一部日本企業は警備を強化、外務省も在留邦人や訪中者向けの注意勧告を出すか検討中という。

2005/04/04(月) 横浜ベイ佐々木離婚、榎本加奈子と同棲告白
横浜ベイスターズの佐々木主浩投手(37)と女優の榎本加奈子(24)が結婚することが4日、分かった。3月27日から都内の自宅で同居しており、関係者は「榎本が妊娠している。夏ごろまでには結婚する」と話している。佐々木はこの日夜、マスコミ各社にファクスを送り、香織夫人(37)と3月18日に離婚していたことを報告、榎本との交際も初めて認めた。

 佐々木は4日午後8時40分すぎ、マスコミ各社にファクスで、夫人と離婚したことと同時に、榎本との交際を発表した。

 「3月18日に離婚届を提出し、別々の人生を歩んでいくことになりました」。元タレントだった夫人とは90年春に知り合い、翌91年12月に入籍。長女(13)と長男(11)をもうけ、東京・世田谷区に約3億円の豪邸を建てるなど周囲もうらやむ結婚生活が、13年間でピリオドを打ったのは米国での慣れない生活が大きな引き金となった。

 メジャーリーグに挑戦した00年のシーズン中、異国での生活になじめなかった夫人が子供を連れて帰国。別居生活がさらに夫婦間のミゾを深めることになり、佐々木も「スレ違いの生活が続き、2人で今後の人生について見つめ直し、互いを尊重した結果」の離婚としている。香織さん側との協議は成立しており、2人の子供の親権は佐々木が持った。慰謝料は不明。

 一方、榎本との交際が始まったのも日米で別居中の時だった。マスコミにはメジャー4年目の03年のシーズン中に発覚し、不倫関係にあったこともあり2人は沈黙を続けてきた。そんな佐々木が吹っ切れたかのように「新たな人生という意味で現在榎本加奈子さんと交際し、生活を共にしております」と堂々の交際宣言。離婚9日後の27日から佐々木が豪邸に榎本を迎える形で新生活をスタートさせる電撃ぶりだ。

 2人を知る関係者は「榎本は妊娠している。遠くないうちに結婚する」と明言。今夏までに入籍することになりそうだ。

 佐々木はファクスで「2人の子供も理解を示し、野球に集中できる環境が整いつつある」と説明。今年は「これからは野球に集中し、グラウンドで全力を尽くす」と誓っている。

 これまでの経過 ▼02年5月17日 一部で佐々木が香織夫人と離婚へ向けて協議中であることが報じられる。同10日にシアトルから緊急帰国、翌11日にシアトルにとんぼ返りしたが、理由は「香織夫人の急病」

 ▼03・9・29 週刊誌で佐々木と榎本がシアトルで密会を重ねていることが伝えられる。同月12日の夜、シアトルの日本料理屋で3時間ほど仲良く食事する場面がキャッチされた

 ▼04・1・20 佐々木がマリナーズを退団して日本球界復帰を表明。「2年前から家族と一緒に暮らして野球をやりたいと思っていた。子供に相談したら“パパ日本に残って”と言われた。ここまで野球を頑張れたのは家族あってのこと。その気持ちを大切にしたいと思った」

 ▼04・10・9 週刊誌で佐々木と榎本が不倫同棲中と報じる。自宅に戻らず、榎本のマンションに通っている、と指摘

2005/04/03(日) ローマ法王 死去、84歳 激動の国際政治に深く関与
全世界10億7000万人以上のカトリック教会信者の頂点に立つローマ法王ヨハネ・パウロ2世(本名カロル・ボイチワ)が2日午後9時37分(日本時間3日午前4時37分)、ローマ法王庁(バチカン)で死去した。84歳だった。後任の新法王は「コンクラーベ」と呼ばれる、枢機卿会の選挙で選出される。
 法王は2月1日、インフルエンザによる急性喉頭(こうとう)炎で入院後、体調が悪化し、入退院を繰り返していた。法王庁によると、法王は今月1日、心臓機能が大幅に低下、「極めて深刻」な状態に陥り、臨終間際のカトリック信者のための秘跡の儀式を受けていた。
 ポーランド人のヨハネ・パウロ2世は78年10月、急逝したヨハネ・パウロ1世の後を継いで264代の法王に就任。イタリア人以外では456年ぶり、スラブ系では初の法王となった。1980年代には共産主義体制下の祖国における反体制自主管理労組「連帯」運動を支持し、旧ソ連・東欧圏崩壊につながる国際政治の激動に深くかかわった。キリスト生誕2000年を祝う「大聖年」を主宰し、分裂したキリスト教会の和解や異宗教との対話に力を入れていた。
 法王は81年5月には、バチカンのサンピエトロ広場でトルコ人の男に狙撃され、重傷を負ったが、4日後に病床で「犯人(の罪)を許す」との声明を発表した。
 在位年数がはっきりしない初代ペテロを除けば歴代2位となる26年間余の在位中、精力的に世界中を旅し、日本(81年)を含む130以上の国・地域を訪問、史上例のない「行動する法王」像を打ち立てた。

2005/04/02(土) トラック暴走 運転の男逮捕 殺人容疑も視野に動機を追及
仙台市青葉区のアーケードを4トントラックが暴走し、はねられた6人が死傷した事件で、宮城県警仙台中央署は2日、トラックを運転していた同市若林区出身の住所不定、無職、大友誠治容疑者(38)を業務上過失致死傷容疑などで緊急逮捕した。同署は殺人容疑も視野に入れ、詳しい動機について追及している。この事件で2人がまもなく死亡し、約12時間後に意識不明の重体だった女性も死亡した。
 調べでは、大友容疑者は2日午前9時5分ころ、レンタカーのトラックで、赤信号を無視して交差点を右折し、アーケードに進入。蛇行運転をし、通行していた▽仙台市青葉区米ケ袋2、会社員、高橋和香子さん(44)[写真〕▽同区国見4、会社員、関根健二さん(24)▽同市宮城野区五輪1、会社員、林淳子さん(42)の3人を次々とはねて死亡させたほか、3人に重軽傷を負わせた疑い。
 大友容疑者は「人をはねて死ぬつもりだった」「自分も死のうと思って火をつけたが体が熱くて死にきれずに交番に出頭した」などと供述。さらに、「トラックで仙台港に向かったが死ぬことができなかった。仙台市内の公園に止めたトラック内で寝ようとしたが眠れなかった。朝になって仙台駅周辺を走った後、アーケードに進入した」とも供述しているという。
 同署によると、大友容疑者は定職がなく、東京・上野などでホームレス暮らしをしていたといい、3月29日に仙台市内のレンタカー店でトラックを借りることを予約し、4月1日に借りた。その際、2日午前に返すとして店に約3万円の料金を支払ったという。

     ◇

 重軽傷を負った方は次の通り。<重傷>宮城県名取市高館熊野堂、会社員、桜井恵子さん(48)▽同県亘理町逢隈、大友猛さん(42)<軽傷>仙台市青葉区桜ケ丘7、予備校生、島田英宇さん(28)

 ◇何の落ち度もなく命奪われ

 暴走するトラックにはねられて亡くなった会社員、高橋和香子さん(44)=仙台市青葉区米ケ袋2=は優しい母親であり、関根健二さん(24)=同市青葉区国見4=は将来を嘱望された若い会社員だった。
 事件に巻き込まれ、高橋さんの自宅はカーテンが引かれ、ひっそりと静まり返っていた。高橋さんは夫と3人の子供の5人暮らし。長女が通学する中学のPTA会長を務め、勤めのかたわら自宅でピアノ教室も開いていた。
 近くの主婦(76)は「手作りのお菓子を持ってきてくれたり、優しい人でした。何の落ち度もないのに命を奪われて、余りにもかわいそう」と肩を落とした。
 また、関根さんが勤務する生命保険会社の上司によると、関根さんは埼玉県出身で、昨年大学を卒業し、初任地として仙台市に赴任した。上司は「まじめで、明るい性格の若者だった。仕事にも熱心で、事故の知らせを受け、驚くばかりだ」と沈痛な面持ちで語った。

 ◇大友容疑者 定職なく上野などで野外生活

 宮城県警によると、大友容疑者は定職がなく、東京・上野などで野外生活をしていたという。3月29日に仙台市内のレンタカー店でトラックを借りることを予約し、4月1日に借りに来た。その際、2日午前に返すとして店に約3万円の料金を支払ったという。
 大友容疑者は「トラックで仙台港に向かったが死ぬことができなかった。市内の公園でトラックを止めて寝ようとしたが眠れなかった。朝になって仙台駅周辺を走った後、アーケードに進入した」などと供述しているという。

2005/04/01(金) 改正道交法 首都高速道で「2人乗り」一斉取り締まり
高速道路などでのオートバイの2人乗りを原則解禁する改正道交法が1日、施行された。首都高速道路では一部区間で引き続き禁止されるため、警視庁交通部は同日朝、東京都内の20カ所で一斉取り締まりを実施した。
 改正法で、オートバイの免許取得から3年以上で20歳以上のライダーは、高速道路などで2人乗りできる。しかし首都高では、全16路線のうち、6号三郷線、湾岸線、中央環状線、川口線を除く12路線の一部または全線で引き続き禁止する。
 品川区八潮3の首都高大井料金所では、同庁高速隊員らが検問する一方、2人乗り禁止区間を記したチラシを配りPRした。40代の夫婦は「一緒に高速に乗って遠出できる日を待っていた。早く全線解禁になってほしい」と話していた。
 年齢などの条件に違反して2人乗りした場合は、2点の減点と1万2000円の反則金、禁止区間で2人乗りした場合は2点の減点と6000円の反則金が科される。反則金を支払わなかった場合、刑事罰が科される。


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