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2005/04/12(火)
三宅島 5年ぶりに小中学校の入学式 15人が入学
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火山活動に伴う避難指示が2月に解除された三宅島(東京都三宅村)で12日、村立三宅小学校と中学校の入学式がそれぞれ5年ぶりに行われた。火山ガスから守るため、ウエストポーチにガスマスクを入れて、スクールバスなどで登校した。小学校には7人、中学校には8人が入学した。 同小学校では、斎藤裕吉校長が「みんなの元気そうな顔が見られて先生もうれしいです。元気に仲良く勉強しましょう。火山ガスが出ているので、先生や家の人の言うことを守ってください」とあいさつした。穴原新君(6)は「友達をいっぱいつくりたい」と笑顔をみせた。 三宅島には小学校と中学校が3校ずつあったが、火山ガスの影響が少ない北部の地域にあった学校各1校を利用して再開された。それぞれ、火山ガスを除去する脱硫装置を備えた校舎で授業が行われる。
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