|
2005/03/08(火)
ツタンカーメン王暗殺の証拠なし ミイラをCTスキャン検査
|
|
|
エジプト考古庁最高評議会のザヒ・ハワス長官は8日、黄金の仮面で知られる古代エジプト第18王朝の少年王ツタンカーメンのミイラをCTスキャンで検査した結果として、死因は暗殺ではない可能性が高いと発表した。 約3300年前に在位したツタンカーメンの最期をめぐっては暗殺説があり、死因を特定するため考古庁は南部ルクソールの「王家の谷」で今年1月5日、1922年の発見以来初めてミイラを墓から移動させ、CTスキャンで1700枚の画像を撮影した。 AP通信によると、その結果、殴打されたあとなど暗殺を裏付ける証拠は発見できなかった。左大腿骨を骨折した形跡があり、ここから病原菌などに感染し、死亡した可能性があるという。
|
|
|
|