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2005/03/30(水)
<サッカーW杯>日本1―0でバーレーンに勝つ B組2位に
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サッカーの06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会出場を争うアジア地区最終予選B組の第3戦が30日、埼玉スタジアムで行われ、日本は1―0でバーレーンに勝ち、勝ち点を6として同組2位に浮上した。アウエーでのイラン戦(25日、テヘラン)に1―2で敗れていた日本は、ホームで勝ち点を狙った正念場の試合で確実に勝ち点3を積み上げ、ドイツに向けてしっかりと歩みを進めた。 同日、平壌で行われた同組の北朝鮮・イラン戦は、イランが2―0で勝ち、勝ち点を7に伸ばして単独首位に立った。北朝鮮は3連敗となり、勝ち点は0で最下位のまま。 前半はともに決定的な場面を作れず、無得点のまま後半に入った。日本は後半10分過ぎから相手ゴールを何度か脅かしたが、高原直泰(ハンブルガーSV)のシュートが右にそれるなどゴールを割ることができず、苦戦を強いられた。しかし、後半26分にフリーキックからのゴール前の混戦でバーレーン選手のオウンゴールを誘い、幸運な先制点を挙げた。 最終予選は1次予選を突破した8カ国をA、Bの2組に分けて行われ、各組2位までの4カ国がまず出場権を獲得する。ホームアンドアウエー方式で計6試合を行う最終予選の対戦はこれで前半戦を終え、6月に後半戦が始まる。日本は6月3日の第4戦でバーレーンと、同8日の第5戦で北朝鮮と、いずれもアウエーで戦う。【小坂大】 ▽日本代表・ジーコ監督 拮抗(きっこう)したゲームで難しかった。この勝ち点3は、これから生きると思う。本当にみんなで頑張った。一つずつ勝っていくだけだ。 ▽バーレーン・ジドカ監督 厳しい試合になると思っていたが、選手は素晴らしいプレーをしてくれた。試合内容は悪くなく、よく頑張った。
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