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2005/02/04(金)
「殺すつもりで刺した」=34歳男、幼児らと面識なく−スーパー殺傷事件・愛知
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愛知県安城市のイトーヨーカドー安城店で4日午前、幼児ら3人が刃物で刺されるなどして殺傷された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された男は同日午後、県警捜査1課と安城署の調べに対し「殺すつもりで刺した。男の子か女の子を殺そうと思った」と容疑を認めた。男は幼児らと面識はなかったといい、同課などは殺人容疑に切り替えて動機などを追及する。 男は住所不定、無職氏家克直容疑者(34)。同容疑者は同日午後零時20分ごろ、同店から約1キロ離れた同市池浦町の路上で、手や腹に血を付けたまま歩いていたところを、警戒中だった同署員に発見され、間もなく緊急逮捕された。 調べでは、氏家容疑者は同日午前10時の開店直後に同店を訪れ、犯行に使った刃物を「(犯行現場と同じ)2階で盗んだ」と供述。この刃物を使って同10時40分ごろ、2階の子供服売り場前の通路でいきなり、同県岡崎市宇頭町の会社員青山圭一さん(34)の二男翔馬ちゃん(生後11カ月)の頭頂部に無言でナイフを突き刺し、約2時間半後に死亡させた疑い。 遺体を解剖した結果、死因は刃物が下あごにまで達したことによる失血死だった。
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