|
2005/02/03(木)
森昌子退院 スタッフに支えられフラフラ帰宅
|
|
|
1日夜に東京・渋谷区内の自宅で倒れ、貧血・不眠症のため緊急入院していた歌手、森昌子(46)が3日、都内の病院を退院した。同日午後1時半ごろに帰宅した昌子は、1人では歩けないほどフラフラ状態。集まった報道陣に、か細い声で「ご心配おかけしました。すいません」と話し、スタッフに支えられながら家に入った。
フラフラと足元がおぼつかない。帰宅した昌子は、真っ白い顔に疲れ切った表情。男性スタッフに寄りかかるようにして歩き、家に入った。
コメントを求める報道陣に対し、やっと聞き取れるか細い声で「ご心配おかけしました。すいません。申し訳ありません」とだけ話すなど、憔悴しきった様子。玄関までの10段ちょっとの階段を辛そうに上がる姿は、見ていた報道陣も声を失うほどだった。
昌子は、1日夜に自宅で薬を飲んで意識もうろうとなり、中央区の聖路加国際病院に救急車で搬送され、そのまま入院。2日の会見で、主治医が「(原因は)脳貧血及び不眠症。更年期障害のホルモン剤を飲んで気分が悪くなったそうです」と発表。夫の森進一(57)は「ほとんど元気ですし、大丈夫です」と話し、3日に退院した。
この日正午過ぎには、進一が同病院に到着し昌子を迎えに中へ。午後1時前に、進一だけ報道陣の前に現れ「(妻は)今、最終検査を受けていて、あと10分かそこらで終わります。僕はこの後、仕事があるので、先に出ます」と説明したが、実際はこの時間帯に、昌子が別の出口から退院した模様。病院の場合、自宅前に比べて報道陣に囲まれる時間が長いと考え、昌子の容体を気遣った進一が練った“作戦”だったようだ。
所属事務所は「自宅前では、スタッフが退院後ということで気をきかせて(昌子を)支えてましたが、実際は普通に歩けます。元気です」とコメント。昌子も同日夜、マスコミ各社に直筆署名入りファクスを流し、「日ごろ体調不安定なこともあり、今回、急にこのような入院の事態となりましたが、おかげさまで体調も回復いたしまして」とアピールしたが、「退院はまだ早いのでは」との声が関係者の間から上がっている。無理をしても帰宅しなければいけない事情があるのか、注目される。
■「節分の日」芸能人らが豆まき参加
「節分の日」の3日、各地で芸能人らが参加して豆まきが行われた。千葉・成田山新勝寺では滝沢秀明(22)松平健(51)らNHK大河ドラマ「義経」の出演者5人が登場。若い女性ファンから「タッキー」の大歓声がわき起こった。横綱朝青龍も参加した。 東京・六本木ヒルズでは元「モーニング娘。」の中沢裕子、後藤真希、飯田圭織が「福はぁ〜内っ」と声をからした。八王子市の高尾山薬王院では北島三郎、山本譲二、北山たけしがヒット祈願を兼ねて勢いよく豆をまいた。豊島区の高岩山(とげぬき地蔵尊)では、乳がん手術を告白した樹木希林らが参加。歌舞伎座では坂東三津五郎、尾上菊五郎、片岡仁左衛門らが舞台、花道から威勢良くまいた。 千代田区の神田明神では、神田うのが豆に加えて自身プロデュースのストッキングもまいた。川崎大師では歌手小林幸子が参加し、退院した森昌子を「母として働きっぱなしでしたから、これから少し楽をした方がいいのでは」と気遣った。
|
|
|
|