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2005/02/22(火)
韓国騒然、人気美人女優イ・ウンジュ首つり自殺
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昨年公開された韓国映画「ブラザーフッド」での好演で、日本でも評価のあった韓国の人気女優、イ・ウンジュさん(24)が、ソウル近郊の城南市の自宅で首をつって自殺しているのが22日に発見され、韓国が騒然となっている。
韓国メディアなどによると、イさんは自宅のドレスルームで、移動型ハンガーにベルトをかけて首をつっていた。手首には自殺を図った痕跡が見られ、ベッドにも大量の血のりが着いていたという。同居している母親あてには、「お母さん、ごめん。愛してる」と血で書かれた遺書めいたメモが残されていた。
ネット上のファンクラブHPには、15万件以上のアクセスがあったという。
イさんは今月18日に、檀国大学演劇映画学科を卒業したばかりだが、最近は不眠症気味で、ソウル大学病院に「1日に1時間しか眠れない」と訴えていた。鬱病(うつびよう)の治療も受けていたという。
韓国では、自殺の原因について、様々なうわさが飛び交っているが、最も有力なのが、昨年10月に公開された映画「朱紅文字」(スカーレットレター)。主役のハン・ソッキュさん(40)との激しいラブシーンが大きな話題となっていたが、この露出の多さに、イさんが悩んでいたという。
実際、イさんは韓国でのプレミア試写会に先立ち、「いい映画です。何度見てもいい映画だと思います」としながらも、「見るのが辛い気がして、まだ一度しか見ていない」と打ち明けていた。
イさんは1996年、高校在学時にCMモデルとしてデビュー。「氷のような冷たい微笑」などといわれながら、その容姿で広く人気を獲得。ドラマや映画へ引っ張りダコのトップ女優となった。
出世作「ブラザーフッド」は、日本でも人気を集め、昨年6月には、同映画のPRのため来日していた。大学卒業で近々、歌手デビューすることもうわさされていた。3月には出演作の「バンジージャンプする」(01年)も日本で公開される予定。
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