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2005/02/02(水)
森昌子が自宅で倒れ緊急入院…薬飲んで意識もうろう
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歌手の森昌子(46)が1日夜、東京・渋谷区内の自宅で倒れ、救急車で搬送された都内の病院に緊急入院していたことが2日、分かった。この日午後主治医が会見し、「脳貧血及び不眠症」と発表。更年期障害改善のためのホルモン剤を飲んで気分が悪くなったという。続けて会見した夫の歌手、森進一(57)も、一部で流れた自殺未遂報道について、「全くありません」と完全否定した。
夫の進一やスタッフによると、昌子が倒れたのは1日午後7時半ごろ。東京・渋谷区の自宅で薬を飲んで意識もうろうとなったため、二男の智寛さん(15)が進一に電話をかけて指示を仰ぎ、119番通報。駆けつけた救急車に智寛さんが同乗し、かかりつけだった東京・中央区の聖路加国際病院に搬送された。
会見した外科医長の西尾剛毅医師によると「運ばれたとき睡眠の深い“ぼや〜っ”とした状態だったが、血圧は落ち着いていた」そうで、「薬を飲んでからおかしくなったと聞いたので血液と尿検査をしたが、薬物反応は出なかった」という。念のため鼻から管を通して胃の洗浄を行い、倒れたときに頭部を打っていないかCTスキャンで検査もしたが、異常はなかった。
入院は経過観察のためで、一夜明けて昌子は意識がはっきりする状態にまで回復。医学的にはこの日退院できたが、本人が「まだ心労がある」と訴えたため、3日に退院する予定。
西尾医師は「更年期障害のホルモン剤を飲んで気分が悪くなったそうです。市販のものか、民間療法のものなのかは聞いていません。睡眠薬の可能性も否定できません。ただ、薬は1種類しか飲んでいない」と説明し、「もともと貧血体質で、薬を飲んだことで貧血の重症版になった」と診断した。
続けて会見した進一も「2、3年前から体調がよくなく、年齢的なもの(更年期障害)が原因で極度の疲労感に襲われたり、不眠症が続き、近所の産婦人科にかかっていました。昨年も貧血で倒れて救急車で運ばれているんです」と明かした。また、夕刊紙などで「自殺未遂か?」と報道されたことには、「変な風に話が広がってしまって、そういうことではありません。大丈夫ですので」と完全否定した。夜にはプリンを持って病室に入った。
今後について所属レコード会社は、「昌子さんは21日に静岡・アクトシティ浜松で行われる夫婦ジョイント公演で仕事に復帰できる見通しです」と話している。
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