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2005/02/11(金)
1日限り「牛丼」復活 休止1年150万杯準備
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全国約1000店の「吉野家」で11日、牛丼の販売が復活した。米国産牛肉の輸入禁止で販売を休止してからちょうど1年。在庫肉を使った1日限りのサービスで、約150万杯が用意され、ファンが詰め掛けた。 準備した牛肉は約150トン。約8割は輸入再開後の価格高騰に備え確保していた米国産で、残りはオーストラリアとメキシコ産。ブレンドして各店舗に振り分けた。 吉野家ディー・アンド・シー(東京)は「牛丼を愛するお客さまからやまない再開の要望に、感謝の意を込めた」と説明。価格は並盛り300円で、販売休止前より20円高いが「もうけ抜き」。 約3000杯を用意した東京・有楽町店では販売開始の1時間以上前から客が並び始め、直前には約50人の列ができた。
また、11日午前10時50分ごろ、大阪府堺市浜寺船尾町東の牛丼店「吉野家第二阪和浜寺店」から、「店内に車が突っ込んで客がけがをした」と、110番があった。
堺南署によると、店内の客7人がけがをして病院に運ばれ、いずれも軽傷という。
同署の調べでは、大阪府和泉市の大工の男性(63)が、店先の駐車場にワゴン車をバックで駐車しようとした際、ブレーキとアクセルを踏み間違えて突っ込んだらしい。同署は、業務上過失致傷容疑で男性から事情を聞いている。
午前11時からの牛丼販売を前に、店内には店員と客の計約15人がおり、店の周囲では数十人の客が列を作っていた。
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