|
2005/02/01(火)
中越地震被災地19年ぶり大雪、六日町駅で特急脱線
|
|
|
新潟県中越地震の被災地では1日、19年ぶりの大雪に見舞われ、交通機関が大きく乱れた。
同県南魚沼市のJR上越線六日町駅構内では、午後1時20分ごろ、越後湯沢発金沢行き特急「はくたか6号」(9両編成)が車両の下に雪を巻き込み、6両目が右側に約15センチ脱線した。
乗客約400人にけがはなく、バスでJR越後湯沢駅まで輸送した。
JR東日本新潟支社によると、列車は停車しようとした直後、線路周辺に積もった雪のかたまりを巻き込んだとみられる。
当時、付近では約2メートルの積雪があり、除雪列車を走らせていたが、降雪が激しく、除雪が追いつかなかったという。同支社は現地対策本部を設置して詳しい原因を調べている。同支社によると、上越線と信越線で特急計20本が運休した。
新潟県は1日、豪雪警戒本部(本部長・大口弘人危機管理監)を設置。小千谷市や川口町など8市町村でも警戒本部が設置された。被災地の仮設住宅では朝から除雪作業に追われた。
新潟地方気象台によると、積雪量は十日町で295センチ、長岡152センチなどを記録した。
|
|
|
|