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2005/12/08(木)
市村涼子になりました 市村正親と篠原涼子が入籍
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スポーツ報知の取材などで結婚が明らかになった女優の篠原涼子(32)と舞台俳優の市村正親(56)が8日、都内の区役所に婚姻届を提出。それぞれ個別に結婚報告会見を開いた。約2年間の交際の末、24歳の年の差を乗り越えてゴールインした篠原は「離れていても魅力的な人だったら年齢は気になりません」などとおのろけを連発。篠原の父親が当初結婚に賛成していなかったことを認めながら「今は全然、歓迎してくれてますよ」と笑顔を輝かせた。
篠原は市村とそろって婚姻届を提出した後、純白のブラウス姿で会見場に姿を現した。「書く時、舞い上がっちゃって12月を先取りしちゃって平成12年と書いてしまいました」。2枚目の用紙でようやく「市村涼子」に。「書いてるうちに篠原涼子ではなくなってしまうことに悲しさもありましたが、うれしさもじわじわと出てきた」と笑顔でのろけた。
2001年9月に舞台「ハムレット」で初共演した時は「運命は感じなかった。すごいオーラがあって役者として尊敬できる方でした」。03年12月に篠原が市村出演の舞台「リチャード三世」を観劇したころから恋愛関係に発展し、篠原の誕生日である昨年の8月13日にプロポーズを受けた。「レストランで食事してたら突然言われました。ここではもったいないので言わないけど、ズバリ言われました」。今年の誕生日にはダイヤの婚約指輪を受け取った。結婚指輪は会見には間に合わなかったが、夜のディナーの席で受け取った。
24歳の年の差について「若くてエネルギッシュなので年齢を感じない。離れていても魅力的な人だったら気にならない」とのろけで一蹴したが、家族の理解を得るのに時間もかかった。「父はやっぱり反対というか、大丈夫か?なんて言ってましたが、今は全然歓迎してくれてますよ」。周囲の反応についても「みんな普通ビックリするでしょうね。私も逆の立場だったらそう思います」と複雑な心境をのぞかせた。
現在は“通い婚”を続けているが、近く新居に引っ越す予定。子づくり計画は「お互いに子ども好きですが、計画的というよりか運を天に任せたい」。挙式は未定だが「ウエディングドレスは父にも見ていただきたいですね」と父親を気遣った。
◆篠原 涼子(しのはら・りょうこ)1973年8月13日、群馬県生まれ。32歳。90年にアイドルユニット「東京パフォーマンスドール」でデビューし、92年にソロデビュー。94年、小室哲哉プロデュースの「恋しさとせつなさと心強さと」が100万枚のヒットとなり、紅白にも初出場。女優としても頭角を現し、NHK大河にも2001年の「北条時宗」など2作に出演。アルコール依存症を演じた日テレ系「溺れる人」や「anego」など話題作に次々出演。 ◆市村 正親(いちむら・まさちか)1949年1月28日、埼玉・川越市生まれ。56歳。川越市立商高卒。俳優・西村晃の付き人を経て、劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」のオーディションに合格。73年に四季入団。「ハンス」「オペラ座の怪人」などに出演し、88年には紅白にも出演。90年の四季退団後も「ミス・サイゴン」など数多くの舞台に立ち、日本のミュージカルの第一人者に。女優の八重沢真美と結婚するも、2003年5月に離婚している。
◆市村「神様からの贈り物」
市村は篠原の会見終了から約2時間後、所属事務所のホリプロで会見した。
恐縮気味に登場した市村は、質問攻勢におのろけを連発。篠原を「これ以上の幸せはない。最後にもらった神様からの贈り物」と例え「(出会ってから)真剣に生きるという気持ちがより強くなった。こんなに幸せを手に入れる人はそうザラにはいないので」と舞台の上では見せない緊張の表情を見せつつ、喜びをにじませた。プロポーズの言葉については篠原同様に秘密としながら「自伝を出した時にご披露したい」と冗談も。
婚姻届を提出した際には「(篠原が)『あなた』といってから顔を覆っていました」。プロポーズの時には「(篠原の)目がキラっと光ってました」と、篠原の会見では出なかった裏話も披露。お互い多忙な日々が続くが「新婚旅行には行きます。場所は決まってる。来年になるか再来年になるか、わからないけど」と話した。
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