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2005/12/18(日)
<大寒波>冬型の気圧配置は19日も続く
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日本列島の上空に18日、この冬一番の強い寒気が流れ込み、気象庁は雪崩や暴風雪、高波に注意を呼び掛けている。冬型の気圧配置は19日も続き、北陸から北海道にかけて大雪となり、海上は大しけとなる見込み。雪などの影響で、日本航空は52便(18日午後8時現在)、全日空も61便(同)が欠航した。東海道新幹線と山陽新幹線は始発から部分的に徐行運転した。 長野県警によると、小諸市で雪で乗用車が千曲川に転落したとみられる事故があり、1人が行方不明になっている。 気象庁によると、上空約5000メートルにある氷点下42度の寒気が、東北地方を通過し、北海道の東海上で低気圧が急速に発達しており、北日本と東日本で冬型の気圧配置が強まっている。18日午後8時までの24時間の降雪量は▽群馬県みなかみ町65センチ▽新潟県糸魚川市58センチ▽同上越市56センチなど。 19日午後6時までの24時間の予想降雪量は、いずれも多いところで▽北陸地方、関東甲信越地方北部60〜80センチ▽北海道、東北地方日本海側、岐阜県、滋賀県で40〜60センチ。 JR東日本によると、新潟県内の信越線、上越線で運休が相次いだ。また、福島県の常磐道と磐越道、新潟県の関越道などが18日早朝から断続的に通行止めとなった。
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