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2005/11/08(火)
長嶋元監督 「松井秀のハシ」でリハビリへ
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プロ野球・巨人の長嶋茂雄元監督(69)の早期回復を願い、元横浜球団常務の湊谷武雄さん(68)らが8日、東京都内の巨人球団事務所を訪れ、米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手(31)の折れたバットから作ったはしを球団職員に手渡した。 湊谷さんは、長嶋さんがアテネ五輪野球代表監督を務めた時、選手選考委員として代表チームの編成に携わった間柄。「はしを使うことが脳梗塞(のうこうそく)のリハビリに役立つのでは。松井選手のバットから作れば、最高の贈り物になる」と計画。今年4月ごろ、松井選手に打診すると、「楽しみにしています」とのメッセージとともに、折れたバット1本が送られてきた。 折れたバットからはしを作る福井県小浜市のメーカーに製造を相談。6ぜんが作られた。長嶋さんのほか、松井選手にも2ぜんを贈るという。湊谷さんは「少しでも長嶋さんの助けになれば。松井選手にも感謝している」と笑顔で話した。巨人球団では近日中に長嶋さんに届ける予定という。
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