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2005/11/19(土)
小泉首相 中韓関係改善、「お互い時間たてば理解される」
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小泉純一郎首相は19日夕、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議後、韓国・釜山市内のホテルで記者会見し、中国、韓国との関係改善について「短期的に一つの問題で意見の相違があったとしても、両国関係を悪化させない方向に持っていく努力は必要だ。お互い時間がたてば理解されると思う」と述べた。来年9月までの自民党総裁任期切れまで関係改善ができなくても、中長期的に取り組む必要があるとの認識を示したものだ。 韓国の記者が「靖国参拝はテレビでも放映され、公的性格が強いのでは」とただしたのに対し、小泉首相は「レストランでも映画でもオペラでもどこでもテレビはついて来る。靖国だけではない」と反論。また、別の外国人記者に「(靖国神社内の)博物館(遊就館)の展示には、自衛のための戦争だった、と書いてあるが、こうした解釈を支持するか」と問われ、小泉首相は「支持していない」と答えた。
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