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2005/10/24(月)
格さん妻自殺考えた、ドロ沼離婚調停
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ドラマ「水戸黄門」の初代格さんで知られる俳優横内正(64)の妻で元女優の堀越陽子さん(54)が24日、都内で会見し、別居中の横内に対して怒りをぶちまけた。陽子さんによると、横内は7月に自宅を飛び出し、以来、話し合いにも一切応じない状態。女性の影も見え隠れしているという。今月7日には、生活費の支払いを求めて調停を申し立てた。横内の不誠実な態度に、一時は自殺も考えたという。 会見で陽子さんは目に涙を浮かべ、時には怒りをにじませ、苦しい胸の内を吐露した。 陽子さんによると、横内が自宅を出たのは7月3日。横内出演の明治座の舞台初日で、陽子さんは娘(23)と見に行った。終演後に楽屋で、横内から出演者の女性を紹介され「彼女が専属マネジャーになって、新しい事務所を立ち上げる」と告げられた。それまでの個人事務所には陽子さんも役員に名を連ねていたが、新事務所について相談はなかった。この日から横内は、自宅に帰らなくなったという。 陽子さんは8月に入り、何度も横内に話し合いを要求したが無視。9月上旬には、横内が弁護士を通じ、実印やパスポート、保険証などの私物を郵送するよう依頼。この横内の態度に強いショックを受け、陽子さんは「体が震えて、もういなくなってしまった方がいい」と思ったという。取材陣が「自殺を考えたということですか」と聞くと「はい」とうなずいた。 生活費も一切入れず、住宅ローン引き落としなどに使っていた通帳の使用も差し止められた。「一方的に離婚を迫るやり方は、兵糧攻めのよう」と怒りをあらわにした。 横内が家を出た理由については「横内さんに聞いてください」としたが、一方で横内の浮気の可能性も示唆。「今は分かりませんが、これまで2人の女優さんと、そういうことを確信したことがあります」。最初の浮気は約13年前だそうで、電話の通信記録から特定女性の存在が浮かんだ。また、知人から伝え聞いた話として、横内が「(夫人の)両親との同居生活がいや」「好きな仕事がしたい」などと話していたことも明かした。 もはや夫婦関係の修復は不可能だが、陽子さんは「すぐに離婚は考えてない。結果的に離婚となっても、生活費のことはきっちりしたい」と話しており、今月7日、生活費の支払いを求める婚姻費用分担請求の調停を申し立てた。11月17日に第1回調停が開かれる予定で、離婚問題は泥沼化の一途をたどりそうだ。
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