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2005/10/14(金)
三遊亭円楽 脳梗塞で入院
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落語家・三遊亭円楽(72)が、脳梗塞(こうそく)のため、都内の病院に入院したことが14日、分かった。明らかな運動機能の障害はないが、言葉がもつれるなどの症状があるという。今後は検査と加療のため2、3週間の入院が必要で、司会を務める日本テレビ・読売系「笑点」(日曜、後5・30)では、23日放送分より当面の間、桂歌丸ら他のレギュラー出演者が、持ち回りで司会を担当する。 関係者によると、円楽は12日に、都内の病院で人工透析を行った後、体調不良を訴えた。その場で診察を受けたが、「脳梗塞」の疑いがみられ、設備の整った別の病院に入院したという。改めて診察・検査したところ「脳梗塞」と診断された。 入院した際は、自分の足で歩き、普段と変わらない様子だったという。現在は、しゃべる際に言葉がもつれたりする言語障害の症状はみられるが、運動機能の障害などはみられず、また意識ははっきりしているという。今後は精密検査、加療のため2、3週間の入院が必要で、病院では夫人と長男が付き添い、看病にあたっているという。 円楽は、腎(じん)不全を患い、4〜5年前から週3回の人工透析を続けていた。1回6時間にも及ぶ透析を終えると、血圧低下などの症状で具合が悪くなることもあったが、今回は、これまでと違う症状を訴えたため、診察を受けた結果、発覚した。 円楽が司会を務めている日本テレビ系「笑点」は、16日放送分に関してはすでに収録済みのものを放送。23日放送分以降に関しては、代役を立てずに、桂歌丸らレギュラーの出演者が、持ち回りで司会を務め、本人の回復を待つという。円楽の親族の1人は「倒れたわけではないし、普通に歩いて病院に行った。心配な病気ではあるが、症状は重くないはず」と話した。
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