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2005/01/11(火) 「モー娘。の事務所に入れる」と中学生から15万詐取
「『モーニング娘。』の所属事務所に登録すれば友達になれ、メンバーにもなれる」とだまし、女子中学生に金を振り込ませたとして、和歌山西署は11日、大阪府豊中市桜の町、風俗店従業員長谷川あゆみ容疑者(25)を詐欺容疑で逮捕した。

 調べによると、長谷川容疑者は携帯電話サイトで人気アイドルグループ「モーニング娘。」に関するメールマガジンを発行。昨年10月、購読していた和歌山市内の中学2年の生徒(14)に「私は事務所の職員。登録費約50万円で事務所に入れる。分割でもいい」とメールを送り、15万円を振り込ませた疑い。

 長谷川容疑者は昨年5月から約半年間、メールで「メンバーの家族が病気になった。治療費を貸して」「金を払えばメンバーに会わせてあげる」などと、繰り返し金を要求し、この生徒から約40回にわたり、計約600万円を詐取していたとみられる。

 調べに対し、長谷川容疑者は「遊ぶ金が欲しかった」などと供述している。

■モー娘。追加メンバーオーディション「該当者なし」

「ラッキー7オーディション」と銘打ち、昨年10月から3カ月にわたってモーニング娘。の追加メンバー(7期)オーディションを開催してきたが、このほど行われた最終審査で「該当者なし」となった。プロデューサー、つんく♂(37)は「エースを探していたため、いつもより厳しく審査しました。鍛えられている今のモー娘。には、ちょっとまだ縁がなかったという感じです」とコメント。今月30日に飯田圭織(23)が、5月には石川梨華(19)が卒業するため、10人になる。

2005/01/10(月) 成人式、一部除き平穏に
成人の日の10日、各地で記念式典が行われた。ここ数年、「荒れる成人式」が社会問題となったが、今年は、一部を除き、沈静化の方向に。

 主催する自治体も、それぞれに対策を講じて再発を防止した。

 昨年、酒に酔った新成人が勝手に壇上に上がり、式を妨害して刑事事件となった静岡県伊東市。今年は、市と市教委、高校生らも加わった実行委員会の三者で再発防止策を検討した。

 式典の運営スタッフを45人から105人に増強し、飲酒者の入場禁止も決定。混乱時の対応などを定めたマニュアルを作成し、非常事態に備えて保安係も設けた結果、9日の式典に混乱は生じなかった。

 昨年の式典後、酒に酔った新成人が救急車や市民会館のガラスを壊し、2人が逮捕される事件があった宮城県古川市では、新成人が「自分たちの成人式だから、自分たちで作りたい」と市に申し入れ、自発的に実行委を組織した。

 催しを式典と新成人交流会の2部構成にしたり、同級生たちの「今」を取材したフリーペーパーを作成したりした。9日の式典は騒ぎもなく厳粛に行われた。

 一方、10日に行われた東京都八王子市の式典では、市民吹奏楽団の演奏中に新成人の男性数人が壇上に上がり、職員に引きずり下ろされた。市議会議長の祝辞の際には、会場から議長の名前を連呼し、はやし立てる声が上がり、黒須隆一市長が「静かにするように」と一喝した。

 京都府宇治市の10日の式典でも、酒に酔った新成人の男性1人が、式典後のアトラクションが行われているステージに3回上がり、市職員に止められる騒ぎがあった。

 また、一部を除いて9日に式典が行われた那覇市では、新成人らが出身中学ごとに同じ羽織、はかま姿で通りを練り歩き、泡盛やビールかけをして暴れ、警察官と小競り合いになる場面もあった。

2005/01/09(日) 「小森のおばちゃま」映画評論の小森和子氏が死去
 「小森のおばちゃま」の愛称で親しまれた映画評論家の小森和子(こもり・かずこ)さんが、8日午前1時42分、急性呼吸不全のため亡くなった。

 95歳だった。葬儀は近親者のみで済ませ、後日、お別れの会が開かれる。自宅は、東京都港区麻布台3の3の9の601。喪主は養女、晴子(はるこ)さん。

 東京生まれ。小さいころから活動写真を見て育ち、雑誌「婦人公論」記者、翻訳業などを経て、1949年に「映画之友」編集長だった淀川長治さんの勧めで映画評論を始めた。ちょうど40歳の時で、「私の評論は40の手習い」とよく話していた。

 赤く染めてカールをした髪と若々しい服装。さらに「おばちゃまね……」で始まる独特の口調で、テレビのバラエティー番組などでも活躍した。若くして亡くなった俳優のジェームス・ディーンを愛し、会ったスターはシャーリー・マクレーン、オードリー・ヘプバーンら600人を超える。

 「他人の5倍も10倍も人生を楽しんでこれたのは、すべて映画のおかげ」と語り、1992年には、映画界への恩返しの意を込めて3000万円を人材育成費として松竹に寄贈した。また、同年、映画博物館を作ろうという熊本県の映画愛好家たちの運動に映画資料1万点を贈った。

 その後は、パーキンソン病のため自宅で療養していた。98年11月に淀川さんが亡くなった際、車いすで通夜、告別式に駆けつけたのが、公の場に現れた最後だった。

 著書に「ジェームス・ディーン」、自伝「流れるままに、愛」などがある。

2005/01/08(土) 鹿児島実業、市立船橋が決勝へ=高校サッカー
サッカーの第83回全国高校選手権は8日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われ、鹿児島実業(鹿児島)と市立船橋(千葉)が決勝進出を果たした。

 第一試合で国見(長崎)と対戦した鹿児島実業は、前半15分に西岡のゴールで先制すると、後半32分に赤尾がミドルシュートで追加点。2−0で前回王者を破り、5大会ぶり4回目の決勝進出を決めた。

 第二試合の星稜(石川)対市立船橋の試合は、前半3分に星稜が田宮のゴールで先制したが、前半のうちに小山のミドルシュートで市立船橋が同点に追いつく。さらに市立船橋は後半29分、途中出場の白山が快速を飛ばして逆転ゴールを奪ったが、星稜はロスタイムにCKから大畑が劇的な同点弾を決め、2−2のままPK戦へ。両チーム1人ずつが失敗し、一進一退のまま6本目に突入したが、星稜の6人目が外し、市立船橋が5−4で勝利を収めた。

 鹿児島実業対市立船橋の決勝戦は10日、国立競技場で14時キックオフ予定。試合は90分(45分ハーフ)で行われ、同点の場合は20分(10分ハーフ)のVゴール方式の延長戦に入り、それでも決着しない場合はPK戦となる。


■PK決着見られず抗議殺到 高校サッカーで日テレに

8日に行われた全国高校サッカー選手権準決勝の星稜(石川)対市船橋(千葉)戦のテレビ中継が、PK戦の決着直前に終了したため、同日夕までに抗議電話約200件が放映した日本テレビなどに相次いだ。
 同局によると、中継には5分間の延長時間を準備していたが、後半ロスタイムに星稜が同点に追いつき、PKも通常の5人で決まらず、6人目にもつれ込み、対応しきれなかったという。試合はCM中にPK戦で星稜の6人目が外し決着した。
 日本テレビは「試合結果をすぐにお知らせできるように、今後の課題として考えたい」としている。

2005/01/07(金) 海老沢会長が辞任表明、賃金カット検討
NHKの海老沢勝二会長(70)が辞任の意向を固めたことが6日、明らかになった。東京・渋谷の同局で行われた定例会見で「05年度の事業計画と予算編成をきちんとした段階で、身の処し方を決めたい」と、事実上の辞任表明をした。時期については明言を避けたが、05年度予算成立後の3月ごろになるとみられる。NHKは一連の不祥事の影響で受信料不払いが増大し、職員の賃金カットや番組制作費削減も検討していた。
 国民の怒りの声が、ついに海老沢氏を辞任に追い込んだ。
 海老沢氏はこの日の会見で自らの進退について「改革路線や05年度予算をきちんと軌道に乗せた段階で身の処し方を決めたい」。さらに経営陣全体の責任について問われると「私(だけ)です」と語った。複数のNHK関係者は、任期途中での辞任を示唆したと受け止めている。
 時期については「いつになるかは皆さんの解釈。作業段階で申し上げるわけにはいかない。任期はまだ約1年半ある。いずれにしても時期は差し控えたい」と明言を避けた。国会で予算と事業計画が承認される3月の辞任が有力とみられる。
 海老沢氏は97年に会長就任、現在3期目で任期は来年7月までだった。
 昨年7月に元チーフプロデューサーの制作費着服事件が明らかになった。それ以降、不祥事が相次いで発覚。それに怒った視聴者の受信料不払いは昨年11月末で11万3000件、収入減は約10億円に及んだ。9月に海老沢氏が国会に参考人として招致された時、NHKはこれを中継しなかった。海老沢氏は「私の判断でした」と語ったが、これが視聴者の怒りを加速させた。不払いはさらに増え続けているとみられ、NHKの経営基盤を揺るがす事態に陥っていた。
 海老沢氏はこれまで制作費削減などの方針を明らかにしていたが、この日は「賃金をカットせざるを得ない。どこまでカットするかは、もう少し、収入を見てから」と職員の賃金カットについても言及した。この発言に同局の労働組合「日本放送労働組合」は「不祥事の影響による賃金カットは異例」と反発を強めていた。
 後任についてはNHKの理事の内部昇格、外部からの招へいなどを経営委員会が中心になって検討することになりそうだ。しかし、7年の長期政権の間に、幹部は海老沢氏の側近で固められたともいわれる。NHKの体質を根本から変えるには、外部から大なたを振るうしかなさそうだ。

2005/01/06(木) カンニング中島、白血病だった
昨年12月下旬から都内の病院に緊急入院していた人気お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸(33)が急性リンパ球性白血病であることが6日、分かった。この日、都内の所属事務所で会見を行った相方の竹山隆範(33)は「良性で100%完治するものと聞いています。必ず2人でまた舞台に立ちます」と語った。治療に専念し、半年から1年での復帰を目指すという。
 「良性と聞いて、本人も僕もホッとしています」。“ぶちキレ”芸風で人気の竹山だが、この日は終始淡々とした口調で、相方を気遣った。
 所属事務所によると、中島が体調を崩したのは12月上旬。検査入院を繰り返し、結果が判明した12月下旬に都内の病院に入院した。顔色が悪く、むくんだ状態だったという。竹山は「『調子が悪いんだよ』と話していたが、忙しく眠る時間もない状態。だから、疲れかなと思っていた」という。
 竹山は中島を3回ほど見舞った。マネジャーから病名を聞き、最初は驚いたという。「先生から『見つかったのが早いし、100%完治する』と聞いた。初めはどうなるかと思ったが、治ると分かり『治るなら治そうや』と話し合いました」。
 現在、中島は抗がん剤を投与する治療を受けている。その後、骨髄移植も予定しているが、回復は順調。前日5日に見舞った関係者によると、中島は「体調はここ数カ月で一番いい」と話していた。6日から食事も普通になり、中島は病院内の売店で納豆を買って食べたという。
 93年にコンビを結成。昨年、日本テレビ「エンタの神様」などで注目され、これからという時期だった。竹山は「マイナスに考えてもしょうがない。この12年間、いろいろなトラブルがいろいろあって、やめなきゃダメかな、という時もあった。慣れっこというのも変ですが、助かると分かった時、また、いけるだろうと2人とも思った」と語った。
 中島は半年から1年での復帰を目指して治療に専念する。それまで竹山は1人でタレント活動を行う。「暴走するのをいい感じで止めるのは相方しかない。完治して必ず戻ってきますので。お笑いブームが終わっちゃうかもしれませんが、ひっそりとやってますから」。関係者によると、竹山はギャラの一部を、中島の治療費に充ててほしいと話しているという。

2005/01/05(水) 達郎、ドリカムらが“めざまし系”テーマソング歌う
シンガー・ソングライターの山下達郎(51)が、フジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」(月〜金曜前5・25)のテーマソングを今春から担当することになった。また、同番組と「めざにゅ〜」「めざましどようび」の“めざまし系”3番組の今春以降のテーマソングに倉木麻衣、今井美樹、ドリカムら大物アーティストが続々決定。同局の目覚めは例年以上に豪華だ!

 「めざましテレビ」、「めざにゅ〜」(月〜金曜前4・0)、「めざましどようび」(土曜前7・0)のめざまし3番組の今年の統一テーマは「太陽」。これに合わせて、すべて書き下ろしの新曲で構成。「−テレビ」では春夏を山下達郎が、秋冬はドリームズ・カム・トゥルーが担当する。

 山下は「生きる力を感じていただけるような作品にしたい」と意気込み、「若い頃から私の作る音楽の多くは、朝の空気に向いていると言われてきた」と豪語。「そんな私に久しぶりに朝の歌を作れとの、うれしいオーダーだった」。妻の竹内まりやが平成13〜14年に同番組のテーマ曲を担当(「毎日がスペシャル」)していた縁もあり、新曲制作に力が入る。

 「−どようび」では、春は倉木麻衣(22)、夏はTUBE、冬はZARDに決定。秋は若手アーティストを起用していく方針だ。倉木は「『今日も1日頑張るぞ!』と思えるような、土曜日の朝に相応しい明るい楽曲にしたい」。TUBEも「太陽というテーマらしい、ギラギラした汗が出てくるようなナンバーを今から一生懸命作りたい」とヤル気満々だ。

 「めざにゅ〜」の今井美樹(41)も、「1日の始まりに私の曲が、皆さんの元気と笑顔につながるように気持ちよく寄り添えたら良いな」と、気合が入る。フジテレビの朝から、数々のさわやかな名曲が生まれそうだ。

2005/01/04(火) 漂流6日、奇跡の生還=185キロ沖合いで救助−マレーシア
「アチェから流されてきました」−。インドネシア・スマトラ島沖の地震で大津波にのまれた同国バンダアチェ郊外に住む主婦が6日間にわたって海上を漂流した後、沖合185キロメートルでマレーシア漁船に救助され、奇跡的に生還した。
 4日付の英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズによると、救助された主婦はマラワティさん(23)。マラワティさんは海岸近くの自宅で地震に遭い、近所のモスク(イスラム礼拝所)に夫と避難しようとした瞬間、大津波にさらわれた。その後、長さ1メートルのヤシの木につかまり、海上を漂流。海面に浮かんでいた即席めんを食べるなどして飢えをしのいだ。
 津波発生から5日後の12月31日、アンダマン海でマグロ漁を終えて帰還途中だったマレーシア・ペナン島の漁船「宏翔8号」(45トン)が必死に手を振るマラワティさんを発見して救助。今年1月3日午後に同島に到着した。足にけがをしている程度で命に別条はないというが、一緒に津波にのまれた夫の行方は分かっていない。 

■<インド洋津波>邦人22人目の犠牲者は樋浦達夫さん

スリランカ南部・ゴールで遺体で見つかった日本人男性は4日、横浜市職員、樋浦達夫さん(57)と確認された。邦人の犠牲者は、タイで13人、スリランカ9人の計22人になった。遺体の着衣のポケットに樋浦さんの旅券のコピーが入っていたことから、知人が現地を訪れて確認した。スリランカを回る旅行中だった。

2005/01/03(月) 層の厚さ見せた駒大 日体大は名門復活の予感
今年も駒大は強かった! 第81回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が3日行われ、駒大が史上5校目の4連覇を達成した。

 往路優勝こそ東海大に譲ったものの、駒大は選手層の厚さを見せつけた。トップの東海大から30秒遅れの2位でスタートした復路。6区の藤山が14秒差に詰め寄り、7区の糟谷にタスキを渡す。糟谷は3キロで東海大をとらえると、8キロから今大会初めてのトップに立つ。その後は一人旅で、見事に区間賞を獲得。8区の1年生・藤井は2位の東海大に27秒差、3位の日大に40秒差まで詰め寄られるも、つなぎの走りで1位をキープした。4年連続箱根を走る9区の塩川は最初から勢い良く飛ばすと、5年ぶりの区間新記録となる1時間8分38秒の快走。10区の柴田は4年にして初の箱根だったが、2分以上の貯金もあり、危なげない走りで大手町のゴールテープを切った。

 駒大の大八木監督は、「復路には自信があったので、逆転できると選手にも言っていた。選手に恵まれて感謝している」と史上5校目の4連覇を達成した選手を褒めた。

 2位には日体大。4位でタスキを受けた10区の山田が区間新記録を樹立する快挙で、昨年の9位から一挙に順位を上げた。5区を走ったルーキー北村、1区3位の鷲見、3区3位の保科ら、1、2年に逸材が多く、名門復活も近い。

 打倒・駒大の1番手と目されていた日大は、8区で駒大に40秒差まで詰め寄るも、3位に終わった。往路優勝した東海大は若手の布陣で挑んだ復路。9区まで2位をキープしていたが、最後は力尽きて6位に沈んだ。

 過去12回の優勝経験を持つ名門の早大は、かつてのエース渡辺康幸を監督に迎えて、3年ぶりのシード奪回に挑んだ。高岡が10区で歴代2位の記録となる快走を見たが、わずか22秒差で11位。3年連続のシード落ちとなった。

2005/01/02(日) 島田紳助さんがTV番組で陳謝、芸能活動再開へ
傷害事件で活動を自粛していたタレント島田紳助(48)が2日夜、日本テレビ「行列のできる法律相談所」の正月特番に生出演し、仕事復帰した。終了後に都内で会見した紳助は、芸能界引退も考えていたことを明かし、復帰については「複雑な気持ち」と話した。8本のレギュラー番組に順次復帰するが、被害者の女性マネジャー(40)は民事訴訟も辞さない意向で、前途は多難だ。
 「複雑な気持ち。謹慎解除と言われてもまったくうれしくなかったです」。全8本のレギュラー復帰が決まったことを受けての会見だったが、普段の威勢のよさは影を潜めた。時折、目に涙をためていた。
 謹慎期間中は「初めの50日は家を出なかった。家のそばを散歩したくらい。テレビも見なかった」が、刑事処分が決まった先月、1週間ほど知人が経営する沖縄の牧場で働いた。「自分を見つめ直す気持ちで牛の世話をしていた」という。「(芸能界を)辞めようか続けようか、ずっと考えた」とも。
 牧場でしばらく仕事を続ける意向もあったが、所属する吉本興業から復帰要請を受けた。「吉本から『戻ってこい』と言われて。これだけ迷惑かけた僕なんかには『辞めます』という権限はない。この世界で『使えない』と言われたときが辞めるときや」と復帰を決意した。ファンや芸能人の仲間から激励の手紙や電話をもらい「僕は僕だけのもんやない。欲してくれる人がいる限りは頑張ろう」と決めたという。
 被害に遭った女性マネジャーは現在、吉本興業を休職中。首の治療などで通院しており、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症しているという。紳助の「引退」を求めており、民事訴訟も辞さない構えだ。その点を指摘された紳助は「そうならないように努力して、なったときには誠心誠意対応するだけです」。
 今後については「人と会うのも怖い状態」「面白いトークができるのか全く自信がない」「『訴える』という言葉が(番組で)出るだけでへこみそう」。言葉は力なかった。

1月絵日記の続き


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