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2005/01/09(日) 「小森のおばちゃま」映画評論の小森和子氏が死去
 「小森のおばちゃま」の愛称で親しまれた映画評論家の小森和子(こもり・かずこ)さんが、8日午前1時42分、急性呼吸不全のため亡くなった。

 95歳だった。葬儀は近親者のみで済ませ、後日、お別れの会が開かれる。自宅は、東京都港区麻布台3の3の9の601。喪主は養女、晴子(はるこ)さん。

 東京生まれ。小さいころから活動写真を見て育ち、雑誌「婦人公論」記者、翻訳業などを経て、1949年に「映画之友」編集長だった淀川長治さんの勧めで映画評論を始めた。ちょうど40歳の時で、「私の評論は40の手習い」とよく話していた。

 赤く染めてカールをした髪と若々しい服装。さらに「おばちゃまね……」で始まる独特の口調で、テレビのバラエティー番組などでも活躍した。若くして亡くなった俳優のジェームス・ディーンを愛し、会ったスターはシャーリー・マクレーン、オードリー・ヘプバーンら600人を超える。

 「他人の5倍も10倍も人生を楽しんでこれたのは、すべて映画のおかげ」と語り、1992年には、映画界への恩返しの意を込めて3000万円を人材育成費として松竹に寄贈した。また、同年、映画博物館を作ろうという熊本県の映画愛好家たちの運動に映画資料1万点を贈った。

 その後は、パーキンソン病のため自宅で療養していた。98年11月に淀川さんが亡くなった際、車いすで通夜、告別式に駆けつけたのが、公の場に現れた最後だった。

 著書に「ジェームス・ディーン」、自伝「流れるままに、愛」などがある。


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