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2005/01/06(木)
カンニング中島、白血病だった
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昨年12月下旬から都内の病院に緊急入院していた人気お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸(33)が急性リンパ球性白血病であることが6日、分かった。この日、都内の所属事務所で会見を行った相方の竹山隆範(33)は「良性で100%完治するものと聞いています。必ず2人でまた舞台に立ちます」と語った。治療に専念し、半年から1年での復帰を目指すという。 「良性と聞いて、本人も僕もホッとしています」。“ぶちキレ”芸風で人気の竹山だが、この日は終始淡々とした口調で、相方を気遣った。 所属事務所によると、中島が体調を崩したのは12月上旬。検査入院を繰り返し、結果が判明した12月下旬に都内の病院に入院した。顔色が悪く、むくんだ状態だったという。竹山は「『調子が悪いんだよ』と話していたが、忙しく眠る時間もない状態。だから、疲れかなと思っていた」という。 竹山は中島を3回ほど見舞った。マネジャーから病名を聞き、最初は驚いたという。「先生から『見つかったのが早いし、100%完治する』と聞いた。初めはどうなるかと思ったが、治ると分かり『治るなら治そうや』と話し合いました」。 現在、中島は抗がん剤を投与する治療を受けている。その後、骨髄移植も予定しているが、回復は順調。前日5日に見舞った関係者によると、中島は「体調はここ数カ月で一番いい」と話していた。6日から食事も普通になり、中島は病院内の売店で納豆を買って食べたという。 93年にコンビを結成。昨年、日本テレビ「エンタの神様」などで注目され、これからという時期だった。竹山は「マイナスに考えてもしょうがない。この12年間、いろいろなトラブルがいろいろあって、やめなきゃダメかな、という時もあった。慣れっこというのも変ですが、助かると分かった時、また、いけるだろうと2人とも思った」と語った。 中島は半年から1年での復帰を目指して治療に専念する。それまで竹山は1人でタレント活動を行う。「暴走するのをいい感じで止めるのは相方しかない。完治して必ず戻ってきますので。お笑いブームが終わっちゃうかもしれませんが、ひっそりとやってますから」。関係者によると、竹山はギャラの一部を、中島の治療費に充ててほしいと話しているという。
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