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2005/01/18(火)
女高生らが偽1万円札使用、4人逮捕3人取り調べ
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偽の旧1万円札を使ったなどとして、奈良県警捜査2課と高田署などが、三重県名張市に住む私立高校1年の女子生徒(16)ら15―17歳の計4人を偽造通貨行使・交付の疑いで逮捕していたことが18日、わかった。
女子生徒は「サラリーマン風の男からもらった。偽札と知っていたが、本物そっくりなので使えると思った」と供述。遊び仲間に「これ、偽札やねん」と話しながら、渡していたという。
他に逮捕されたのは、奈良県香芝市の県立高校1年の男子生徒(15)と同市の土木作業員(16)、同県宇陀郡内の工員(17)。これとは別に、同県と三重県名張市内の高校生男女計3人を同容疑などで取り調べた。
調べによると、逮捕された女子生徒は昨年11月20日、名張市内のコンビニエンスストアと食料品店で菓子などを購入する際、偽1万円札を1枚ずつ使用。さらに同月27日、奈良県橿原市の近鉄橿原神宮前駅構内で、知り合いの男子生徒ら遊び仲間3人に偽札を1枚ずつ渡した疑い。
他の3人もコンビニなどで使用していた疑い。偽札は紙が薄いうえ透かしもなく、県警はパソコンで作られたとみて、入手先を調べている。
押収された偽札の記番号は2種類。受け取った食料品店主は「女の子は私服で、おどおどした様子はなかった。すぐに偽札とわかった」と話している。
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