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2004/09/09(木)
球界発展につながる改革を=交渉中でも午後5時打ち切り−古田プロ野球選手会会長
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労組日本プロ野球選手会の古田敦也会長(ヤクルト捕手)は9日の阪神戦後に、試合前に出席した協議交渉委員会の印象について「正直よく分からない。仮にだいぶ歩み寄ってもらったとしても、だいぶ遠いな」と語り、「近鉄とオリックスの合併を凍結する気はないという話だった」と残念そうに話した。 さらに、NPB側が新規参入球団の加盟料や参加料の撤廃を提案しただけでは、スト回避は「あり得ない」と明言した。 「簡単に球団を減らすということに納得できない。そうでないと、今から野球を目指す小さい子やファンに顔向けできない。先(将来的)にいいものがあれば誰も文句は言わないが、限られたパイを少ない球団で分け合うというのなら球団は減る一方だ」と、野球界の将来的な発展につながる「改革」を強く望んだ。 また、10日午後5時に設定されたスト決行の決断期限について、「ファンに通告しなければいけないし、迷惑を掛けることになる」として、交渉が続いていたとしても、同時刻には決断することを明らかにした。
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