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2004/09/28(火) <パラリンピック>メダル総数、金も最多 ジュニア育成急務
日本はメダル総数、金メダル数とも史上最多となり、メダルラッシュに沸いた五輪同様の活躍だった。しかし、手放しで喜んではいられない。メダル獲得はベテランが中心で、ジュニアの育成は「道半ば」という課題が浮き彫りになった。
 金メダルの内訳は、3大会連続出場で34歳の成田真由美(神奈川)がリレーも含めて出場した競泳8種目すべてにメダル(金7、銅1)を獲得。39歳で初出場の高田稔浩(福井)は陸上で3冠を達成した。35歳で4大会連続出場となった畑中和(兵庫)が陸上女子車いすマラソンで悲願の金メダルを手にしたが、いずれもベテラン。
 20代は競泳の河合純一(静岡)、男子柔道の藤本聡(徳島)らがいるものの、ほとんどが連続出場で大舞台での戦い方を知り、ベテランの域に入っている選手たちだ。十代の金メダリストは出なかった。金メダリストの最年少は、車いすテニス男子ダブルスの国枝慎吾(千葉)の20歳。3大会連続のパートナー、32歳の斎田悟司(同)が巧みなリードで初出場の国枝の経験不足を補った。
 過去の大会と同じ選手が同じように大量のメダルを獲得するようでは、世代交代が促されず、大会の魅力そのものも半減する。他競技に比べ育成に成功していると言われる競泳では、史上最年少の13歳で出場した山田拓朗(兵庫)、初出場で百メートル平泳ぎ(運動機能障害4)銅メダルの20歳の中村智太郎(和歌山)らに飛躍が期待される。
 トップ選手のパラリンピックでの活躍が障害者スポーツの底辺拡大につながることを考えると、08年北京大会に向けジュニア育成が急務になる。成田も自分が引退できない理由のひとつに「若手不在」を挙げている。
 外国勢では、08年北京大会を控える中国の躍進が目立った。参加136カ国・地域の中で3番目の選手(200人)を送り出した中国は、27日までに計141個(金63、銀46、銅32)のメダルを獲得し、過去4大会で6〜14位だった国・地域別順位の1位が確定した。
 一方、ドーピング(禁止薬物使用)の根絶はならなかった。27日までに633検体が実施され、パワーリフティングなど計7人が摘発された。自転車では、障害者を補佐する役割の健常者のドーピング違反が大会史上初めて発覚し、かえって問題の根深さと広がりを印象づけた。


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