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2004/09/25(土)
小泉首相 台湾観光客のビザ免除検討を指示 愛知万博向け
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小泉純一郎首相は24日の閣僚懇談会で、来年の愛知万博に合わせて台湾からの観光客の査証(ビザ)免除を検討するよう関係閣僚に指示した。査証免除は国土交通省が強く主張しているが、免除を通告できる相手を「国」と規定した出入国管理法の改正が必要になるほか、中国への外交上の配慮もあって外務、法務両省との調整が進んでいなかった。 政府は03年に520万人だった外国からの観光客を2010年までに1000万人に倍増させる計画を打ち出し、国交省は愛知万博を起爆剤に「05年中に700万人」という中間目標を立てた。達成には近隣諸国・地域からの観光客誘致が不可欠とみて韓国を対象に万博開催期間の査証免除を決めたが、韓国に次いで観光客の多い台湾についても免除するよう国交省が求めている。
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