|
2004/08/10(火)
地滑り続き復旧作業できず 奈良・大塔村の土砂崩れ
|
|
|
奈良県大塔村宇井で10日未明に起きた大規模な土砂崩れで、現場付近では同日午後も小さな地滑りが繰り返し発生、奈良県などは復旧作業に着手できず、約20人態勢で警戒を続けた。 NTT西日本の通信ケーブルが破損したため、大塔村と同県十津川村の計1100世帯で電話が不通になったほか、NTTドコモの携帯電話「FOMA」や「MOVA」の通信やメールができなくなった。 約120メートルにわたって崩落した国道168号は、欠損部を橋で通すなどの大工事が必要で、復旧は来年度以降になる見通し。同県は、近くの県道を国道の迂回(うかい)路として使用する。 奈良県は10日、土木部内に緊急対策班を設置。防災専門家らに現地視察を依頼し、地滑りの拡大防止対策などを検討する。
|
|
|
|