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2004/07/03(土)
知人男性を暴行、監禁=女子高生コンクリ事件の元少年
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1988年に東京都足立区で女子高校生=当時(17)=が監禁され殺害、コンクリート詰めにされた事件で有罪判決を受けた男(33)が、知人男性を監禁し暴行したとして、警視庁に逮捕監禁致傷容疑で逮捕されていたことが3日、分かった。 男は埼玉県八潮市に住むコンピューター関係会社アルバイト。女子高生殺害事件当時17歳で、服役を終え、出所していた。警視庁竹の塚署が6月4日に逮捕、東京地検が6月25日、起訴した。 調べによると、男は5月19日午前2時ごろ、足立区花畑の路上で、同区内の知人男性(27)に因縁を付け、顔などを繰り返し殴って、金属バットなどで脅して車のトランクに押し込んだ。 約40分間走り回った後、埼玉県三郷市のスナック店内に約4時間にわたり監禁。「おれの女を知っているんだろう」などと言い、顔や足を殴るなどの暴行を加え、10日間のけがを負わせた。
≪女子高生コンクリート詰め殺人≫ 昭和63年11月25日、少年4人が、埼玉県立高3年の女子生徒=当時(17)=を連れ去り、東京都足立区の少年の自宅2階に監禁。ライターでやけどを負わせるなどのリンチや暴行を繰り返し、翌年1月4日に殺害。遺体をドラム缶に入れてコンクリート詰めにし遺棄した。
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