|
2004/07/20(火)
東京で高温記録39・5度 関東甲信地方で猛暑
|
|
|
日本列島は20日、高気圧に覆われて関東甲信地方を中心に猛暑となり、最高気温は甲府で39・9度、東京で39・5度を観測、それぞれ統計開始以来の記録を塗り替えた。地域気象観測システム(アメダス)では千葉県市原市牛久で40・2度を観測した。 東京、埼玉、千葉、神奈川など11都県で、計120人以上が熱中症で病院に運ばれた。全国の電力10社中、東京電力など6社で最大電力が今年の最高を記録した。 気象庁によると、甲府はこれまでの最高気温39・8度(1994年8月4日)を上回り、1895年以降で最高。全国の気象台、測候所の最高気温記録としては5位タイだった。 東京はこれまでの最高気温39・1度(1994年8月3日)を上回り、1923年以降で最高。最小湿度は26%で、7月の記録を更新した。 気象庁は「西日本に中心がある高気圧の影響で、関東甲信地方に北寄りの風が山間部を越えて入り込み、広い範囲でフェーン現象が起こって高温、低湿度になった」と説明している。
|
|
|
|