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2004/07/14(水)
UFJ・三菱東京、トップ会談で「統合」合意
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経営の抜本立て直しのため、三菱東京フィナンシャル・グループ(FG)に対し経営統合を申し入れる方針を決めたUFJホールディングス(HD)は14日夕、都内で三菱東京FGとのトップ会談を開き、経営統合を進めることで大筋合意した。
三菱東京FGは会談後、「(経営統合について)直ちに前向きに検討していく」とするコメントを発表しており、両グループは週内にも統合の基本合意を正式発表する。
トップ会談は、UFJHDの玉越良介社長とUFJ銀行の沖原隆宗頭取、三菱東京FGの畔柳信雄社長と東京三菱銀行の三木繁光会長が出席した。UFJ側が統合を正式に申し入れたところ、今後、統合のための協議を早急に始めることで意見の一致をみた。
「実質的には買収と英紙 三菱東京とUFJの統合」 三菱東京フィナンシャル・グループとUFJグループとの経営統合について英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は14日、「三菱東京は日本の四大銀行グループの中で健全性が1番高い半面、UFJは最も問題を抱えている。(統合は)三菱東京によるUFJの買収を意味する」と伝えた。 同紙は「三菱グループは伝統的に、異なる企業グループと連携したり傘下に入れることに消極的」などとし、今回の統合は意外だったと伝えている。
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