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2004/06/25(金)
「つなぐ意識」で=投手、野手の振り分け難航−五輪野球日本代表
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24人で戦うに当たり、最後まで難航したのが投手と野手の数の振り分け。酷暑のアテネで、予選7試合中5試合がデーゲーム。投手は12人が理想だったが、野手とのバランスを考慮して11人となった。指名打者(DH)制に加え、控え捕手は試合に出しにくい状況を考えると、野手12人では代打、代走などで途中出場できるのは2人だけ。けがも考えると野手は13人にせざるをえなかった。 投手陣は松坂、上原ら先発タイプが7人。「先発は5人いればまかなえる」と大野投手コーチが言うように、2人程度は中継ぎに回る。投手はロングリリーフをこなせることを含めて選考された。井川が選考から外れたこともあり、左投手は3人と少なめ。けがの石井が間に合わなかった場合も、代替投手は左腕になる。 内野手は宮本が軸となり、遊撃または二塁を守る。藤本、金子も、二遊間どちらでもこなせる。壮行試合やイタリア合宿でコンビネーションを確認して固定していく。一塁は小笠原、三塁は中村が確定的。木村拓は内外野を幅広くこなせる万能選手で貴重な控え要員となる。 打線はアジア予選に引き続き、城島が4番を務めることになりそう。予選3試合では、本塁打なしで計24得点。中畑ヘッドコーチは「つないでいく意識が原点」と、アテネでも打線につながりを求めている。 日本代表メンバー 監督 長嶋 茂雄 投手 安藤 優也 阪神タイガース 183 89 右右 石井 弘寿 ヤクルトスワローズ 180 80 左左 岩隈 久志 大阪近鉄バファローズ 189 74 右右 岩瀬 仁紀 中日ドラゴンズ 180 74 左左 上原 浩治 読売ジャイアンツ 186 85 右右 黒田 博樹 広島東洋カープ 184 79 右右 小林 雅英 千葉ロッテマーリンズ 182 78 右右 清水 直行 千葉ロッテマーリンズ 180 80 右右 松坂 大輔 西武ライオンズ 182 85 右右 三浦 大輔 横浜ベイスターズ 183 88 右右 和田 毅 福岡ダイエーホークス 179 74 左左 捕手 相川 亮二 横浜ベイスターズ 182 82 右右 城島 健司 福岡ダイエーホークス 182 95 右右 内野手 小笠原 道大 北海道日本ハムファイターズ 178 84 右左 金子 誠 北海道日本ハムファイターズ 185 80 右右 中村 紀洋 大阪近鉄バファローズ 180 92 右右 藤本 敦士 阪神タイガース 173 70 右左 宮本 慎也 ヤクルトスワローズ 176 70 右右 外野手 木村 拓也 広島東洋カープ 173 75 右両 高橋 由伸 読売ジャイアンツ 180 85 右左 谷 佳知 オリックスブルーウェーブ 173 75 右右 福留 孝介 中日ドラゴンズ 182 84 右左 村松 有人 オリックスブルーウェーブ 178 76 左左 和田 一浩 西武ライオンズ 182 86 右右
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