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2004/05/04(火)
畳102枚分の大凧、強風で壊れて落下…8人重軽傷
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4日午前11時15分ごろ、神奈川県座間市の相模川グラウンドで開かれた「座間市大凧まつり」(同市大凧保存会主催)で、畳102枚分の大凧(縦13・3メートル、横12・9メートル、重さ約1トン)が2つに折れて、約100人が見物していた土手に落下した。この事故で、同市の無職女性(28)が右腕を折るなどの重傷を負ったほか、女性の長男(5か月)など小学生2人を含む7人が打撲などの軽いけがを負った。座間署は業務上過失傷害の疑いで関係者から事情を聞く。
同署などによると、凧を揚げて2、3分後に、約100メートル上空で強い横風を受け、凧の上部中央にある竹製の骨が折れたらしい。
保存会によると、大凧揚げには風速10メートル程度が適しているが、事故当時、現場から約2キロ離れた同市役所では最大瞬間風速で18・2メートルを観測したという。
座間市の大凧まつりは、端午の節句を祝い約200年続く伝統行事で、毎年5月に行われている。まつりは5日も行われるが、大凧揚げは中止するという。
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