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2004/05/30(日) <曽我さん>「一家で安心して話せるように」再会地要望
北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさん(45)と夫の元米兵、ジェンキンスさん(64)ら家族の再会の場所や時期の選定をめぐる問題で政府は30日、杉浦正健官房副長官と中山恭子内閣官房参与が新潟県佐渡市で曽我さんから直接意向を聞いた。杉浦氏によると、政府側は複数の再会候補地を提示したが、曽我さんは具体的な希望地にはふれず、「一家4人で安心して話せるようにしたい」と要望、「今度4人で会ったら絶対に離れない。北朝鮮にも帰らない」と訴えた。政府は場所の選定について基本的に曽我さんから一任が得られたと判断しており、中国・北京を軸に調整する方針だ。

 佐渡市真野支所で行った曽我さんとの面会には外務省の斎木昭隆・アジア大洋州局審議官も同席。杉浦氏らは再会の候補地として米国と犯罪人引き渡し条約を締結していない中国、ロシア、ベトナムなど数カ所のリストを提示。ジェンキンスさんの訴追に関する米国との関係や、同氏が日本国籍を取得する場合の手続きなどを詳しく説明したうえで「政府の基本方針に沿って、再会とジェンキンスさんらの来日、帰国に向け全力を尽くす」と説明した。4人が面会する際の渡航費と滞在費を政府が負担する考えも伝えた。

 曽我さんは具体的な場所の希望を述べなかったが、「安心して話せる場所」を望んだうえで「いずれの日か、日本で一緒に暮らしたい」と杉浦氏らに訴えた。

 杉浦氏は同日、記者団に「政府が責任をもってやっていくという信頼関係は築かれたと思う」と強調。北京に曽我さんが難色を示したとされる点について「曽我さんの真意とは違う」と述べた。出席者によると、曽我さんは「北京は北朝鮮に近過ぎると言っただけだ。中国がいやだとは言っていない」と説明したという。

 杉浦氏はそのうえで「今後はジェンキンスさんの意向を聞き、外交ルートを通じて調整する」と述べ、北朝鮮との調整を本格化する意向を示した。夫の訴追免除について曽我さんからどのような要望があったかは具体的に説明しなかった。


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