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2004/05/03(月)
Berryz工房の宣伝フラッグなど24枚盗難
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つんく♂(35)プロデュースの「ハロー! プロジェクト・キッズ」から誕生した新ユニット「Berryz工房」のゴールデンウイーク宣伝用の大型フラッグや横断幕計24枚が、東京・原宿の竹下通りから約1週間で2度も大量盗難に遭っていたことが3日までに分かった。代用品ポスター制作費も含めると被害総額は100万円以上になるという。事務所、商店街関係者は「盗難というより強奪」「計画的犯行で腹立たしい」などと怒りをあらわにしている。 盗難に遭ったのは、セカンドシングル「ファイティングポーズはダテじゃない! 」の宣伝用フラッグと横断幕。4月23日夜に、街路灯や通り入り口のゲートなどを利用し、縦80センチ、横5メートルの横断幕4枚と縦120センチ、横60センチのフラッグ11枚が設置されたが、24日夜から26日にかけ、横断幕1枚を残してすべて盗まれた。 フラッグは再制作され、30日に10枚が再び設置された。今度はワイヤで固定し、さらに、竹下通り商店街関係者が防犯カメラなどで徹夜で監視するなど警戒した。しかし、1日午前5時から30分間ほど監視者が仮眠を取っているすきに再び、10枚全部が盗まれてしまったという。 盗難があった各日の防犯カメラには、単独から5人組までの犯行が残っていた。いずれも10代後半から20代前半までの男とみられる。頭をタオル、マスクで隠した男や顔も隠さず堂々と犯行に及ぶグループもいたようだ。中にはワイヤカッターと呼ばれる大型工具をウエストポーチから取り出すシーンもあった。 近年、人気アイドルらのポスターが駅などから盗まれる事件はかねて枚挙にいとまがない。特に希少価値のあるグッズは“お宝”としてネット・オークションなどで高値で取引されている。しかし、今回の手口はあまりに悪質でしつようだ。同商店街関係者は「通りすがりの犯行ではない。大胆で計画的な犯行。腹立たしい」。事務所関係者も「盗難というより強奪だ」と怒りを抑えきれない。 横断幕は1枚10万円、フラッグは1枚3万円の制作費がかかっている。横断幕3枚、フラッグ21枚で被害額は計93万円に上った。現在は代用品として、ラミネート加工したポスターを街路灯に巻き付けているが、このポスター制作費も含めると、100万円以上の損失になる。 今回のプロモーションはGW期間中のものだが、フラッグはGW期間中のため再制作できないという。商店街側は原宿署に被害届を提出。捜査が始まっている。
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